例年行われている福島支援 Hope and Love(熊本 ネパール、エクアドル地震 パリの洪水災害も支援先に加わりました)にボランティアとして出かけてきました。
私は ビューティ関係の予約デスクを担当。


今年も1日で1000人近くのお客様にお越し頂き、額も250万円に達しました。

8月6、7日が東京でのイベントですので お時間ある方は是非足を運ばれてみてくださいね!
(詳細は また改めて)
日本で手に入らないフランスのブランドが安価で手に入り、なおかつ支援に繋がる、という素晴らしい機会です。(私はこの夏、母がやってくるので フランス居残り組ですが。)


このパリで 初めての経験をしました。
無期限のストに入っていたSNCF(フランス国鉄)。
いや~な予感はしていたのですが、予感的中。
前々日の夜に 私の乗り込むはずのTGVがキャンセルになった、とメールが届きました。
パリ行きをほぼ諦めかけていたところに、そうだ、ブラブラcar(乗り合い車)という手がある、と思いついてしまった。初めて サイトを開いて 出発地と到着地を打ってみると 十数件 候補が出てきました。
我が家から30分という地から出発。
運転してくれた方は 考古学者。ここぞとばかりに 発掘作業時にトリュフの存在を確認したことがあるか、など いろいろ質問を投げかけお話を聞かせていただきました。私の他にもレウニオン出身の女性が一人相乗り。オルレアン(ジャンヌ ダルク!)で 洪水のため なんと高速閉鎖。
迂回迂回で10時間もかかってしまいましたが、何時間も一緒に車内にいると この壁を乗り越える同士となり和気藹々と過ごせました。
帰路もまたキャンセルメール。迷わず、ブラブラカーを予約して 足止めを避けられました。

長旅するなら ゆっくり本を読んでいきたいし、知らない人たちと何時間も過ごすなんて、
と頭でっかちでおりましたが、本当にいい経験になって このストに感謝しているぐらいです。
相互評価もつけられるし、値段も電車の半分です。
でも このblabla car、フランス国鉄に敵対するものと思いきや、なんとSNCFがアイディアを買い取っている、と聞いて驚愕。なんだか、操られてる感は否めないけど 便利で楽しいひと時をプレゼントしてもらったので 文句言わない!笑

2日後 ベルジュラックからロンドンへ。
今回の目的は ディープ フォーレスト コンサート。

アシスタント君がナントからジョインするため、私も自宅から機材を運ぶお手伝いを。
テロの多い昨今、空港でのセキュリティ チェックに時間がかかりました。
ヨーロッパはなんだか寂しい天気の今日この頃ですが この日ばかりは雨にも降られず、初夏の空気。
コンサートも大盛況。


直前に菌をどこかでもらってしまって絶不調だったエリック。ホームドクターにワケを話して注射4本。なんとか当日声が出てくるように…。でも 彼にとって一番のお薬は ショー自体だったみたいですね。
(友人がそう言い当ててくれました)




こちらもシェア。
知人が ロンドン市内のATMで現金を引き出して2、3歩歩き出した時に男の人に呼び止められ、
「カードが中に残ってるみたいですよ。コードをもう一度叩くと引き出させるはずですが…」と言われ、あら カード取り忘れた?とコードを打ってしまった。男の人は消えている。その後 200パウンドが不正に引き出されていることが発覚。彼女は高齢者ではありましたが、若い人たちだって突然言われるとつい、ということもありますもんね。この手の詐欺にお互い気をつけましょう!
フランス南西部は 肌寒い春を過ごしています。
ふと、見渡すと自然は「紫」色に包まれていました。
紫、と一言では言い表せない様々なニュアンス。
フランス語では「紫」の表現だけで30種類の言い方があります。
日本語ではなんと50種類の表現がありました。
こんなに感受性の強い国民のひとりとして生まれてきたことが嬉しい。
物事を大雑把な見方をせず、細かなニュアンスまで感じ分けれるように過ごしたい。
春の「紫」から そんなことを学んだ気がしました。




家の壁をつたう藤



通学路の菖蒲



花壇のジェラニアム



娘が生まれた記念に植えたセイヨウハネズオウ



お隣さん家の日々草



地元アーティスト宅のリラとロバ







中庭のキンギョソウ


フレンチ ラヴェンダー

庭の野生の蘭