嘘みたいなほんとの話

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大学の入学式もそのあとの授業も嫌な気分を引きずり引きずり、周りにも嫌な気分を撒き散らして過ごしていました。

6月になって、家族から早くどうするのか決めなさいと再三言われてようやく大学に通いながらもう一度挑戦しようと決めました。

最初は夏の東大型模試でC以下だったら諦めるつもりで始めました。3ヶ月のブランクを2ヶ月で埋められるのか心配だったのです。

結果はA判定でした。3年目なので取れなくてはいけないのですが、まだ頑張れるかも、と思えたきっかけです。

それからは受験勉強に本格的に取り組みました。私は仮面をやるからには、大学の単位もきちんと取り、友達もしっかり作らなくては意味がないと考えているので(ずるいようだけれど、落ちた後の大学生活に支障がでないようにするため)、大学では受験の役に立ちそうな授業を取りました。例えば日本地理とかビジネス英文法とかサンデル教授の授業を英語のまま聞く授業とか。さがしてみると役立つ系は結構あります。

文系なので理系よりも時間的余裕はありました。週休3日にしましたし。

一番辛かったのは1月ですね。センター試験と大学の期末試験が被ってしまうからです。その辺りは両立がきつかったかな。でもそれが終われば大学は春休みに入ってしまうので、二次の勉強に集中することができました。

あと、地味にソチオリンピックには助けられましたね。スポーツと勉強って似ていると思うのです。もちろん、世界の舞台と東大受験では世界のほうが遥かにプレッシャーや緊張感というのは壮絶だとは思いますが。

特に葛西選手にはありがとうと言いたいです笑 私は最終の東大型模試でとても悪い成績をとってしまいました。葛西さんもオリンピック前のW杯で結果がよくなかった大会がありました。そのとき、葛西さんはこれを油断するなという"おぼしめし"だと思って本番がんばりますと話していました。そして銀メダルをとったのです。

そこからなんだか開き直ることができて、緊張はしましたが去年に比べれば楽に二次試験に臨むことができました。だから密かにとても感謝しています笑

でも二次が終わったあとは、完全に落ちたと思いました。英語で大失敗したからです。もう勉強には疲れてしまったし、新課程に変わってしまうので今の大学で頑張ろう、と切り換えていましたね。貼出しの発表があっても絶対に行かなかったと思います!笑

携帯で自分の番号を見つけたときは、本当に信じられませんでした。ほろほろと涙が出ました。実のところ、まだ実感らしいものはわいていません笑





私の長い浪人体験記は以上です。

私は一般浪人と仮面浪人を両方体験しました。この体験を終えて今思うことは、ああ、いっぱい頑張ってよかったな、ということです。不合格であってもそう思えたかどうかはわからないのですが、それでもよくやったなあとは思えた気がします。





迷惑をかけてしまった、そして応援してくれた家族や黙っていたのに合格を報告するとお祝いしてくれた友達にもありがとう!とたくさんたくさん言いたいです。それと、あの時もう少し頑張ってみようかな、と思ってくれた自分にも少し。

もし、勉強法や浪人、仮面浪人について気になることがあれば、私の可能な範囲でではありますが、お答えしたいと思います。

メッセージ等でご連絡ください。