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さぁ~て、あいかわらずブログを書いてる場合じゃないスケジュール状況でありますが、印象深いことがあったので。
先日、ユリアンナ・アヴデーエワのピアノリサイタルに出かけました。


なかなかクールな美人さんでしょう? ロシアの方よ。1985年生まれ。
でもわたし、この方のことよく知らなくて、だけど興味をひかれたのは、ショパン国際ピアノコンクールで、マルタ・アルゲリッチ以来、45年ぶりの女性ピアニストの優勝者として注目を浴びた方だということ。
わたし、アルゲリッチ大好き。
とんでもないスケジュールの中、こっそり映画も観に行きましたわ
→映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』
で、若き日のアルゲリッチ様のごとき感動を求めて、ポリアンナ……じゃなかったユリアンナのリサイタルに足を運んだわけです。
(微妙にトシがバレるネタだわ…)
そしたらねー、大当たりよ!
情熱の塊のようなアルゲリッチ様とはまったくちがうのだけど、すばらしく理知的で明晰なピアノ。
個人的には、やはり大好きなピアノの巨匠、マレイ・ペライアのほうに近い気がしたわ。
なんて、そんな素人の感想はさておき感動したのはね、わたし、彼女の演奏を聞きながら、すごく細やかに風景が浮かんでくるな~と思っていたの。
ひとつひとつの音がとても丁寧で、繊細に響いて、たとえば澄んだ湖の水面にさざなみが立っているような、乾いた風が吹いて北国の針葉樹の並木が揺れているような、なんだかそういうイメージが次々と浮かんできたの。
でも、それはね、きっとわたしの想像力が豊かだからだわ
とね、なんとも傲慢にくまちゃんは思っていたのよw (そういう性格なのよ基本)
そしたらね、演奏後にがぜんポリアンナ(ユリアンナ)に興味をもってスマフォでインタビュー記事を読んでみたら、
「私はいつも音で風景を描いて、それを見せたいと思っている」
ということを話していたのよ彼女が!!!
すごいと思わない? この人、音を絵にして見せられるんだわ。
そしてわたしは、その絵を見せてもらっただけ。
それがとてもきれいだったから、あんなに心地よかったんだわ……
そう思ったらものすごく感激して、その場で6,000円もするショパンコンクールのCDを買って、サインしてもらっちゃったわよ!!!
え? しゃべりがオネエっぽい? 気のせいよ。
でね、これが長~い列にならんでいただいたサイン。

あっ、ピンボケしてる。うち暗いから。ごめんなさいね。
このサインね、じつは上下にふたつ入っているの。
緊張のリサイタルのあとにサイン会なんてたいへんだなと思うけど、ユリアンナさん、ずっと笑顔で、ファンの方にロシア語や英語で話しかけられると快くお話もしていたのね。
でもわたしはロシア語はおろか英語もおぼつかないから、順番がまわってきたとき、黙ってよろしくお願いしますって感じに頭を下げて、CDケースを開いて差し出したの。
そしたらユリアンナさん、わたしが書いてほしかったところとちがうところにサラサラッと書きはじめた!
で、わたしはつい「あっ…
」って言ってしまった。
そしたらユリアンナさん、パッと顔を上げて、すごくシャイな様子で「ちがった?」って感じに笑って、めちゃくちゃはにかんだ声で「sorry……」って呟いたの!
キャーーーーーーーーーー!!!!
ってなったわね、ホントw
だって、さっきまであんなに凛々しく、ホールを揺るがすようなド迫力の演奏をしていた人が、すっごくかわいらしいんだもの!!!
で、ユリアンナさんはわたしが指差したところにサインをもう一度書いてくれて、わたしははからずもサインがふたつ書かれたレアなCDを手に入れてしまったというわけw
さぁ、あなたはユリアンナさんの演奏が聴きたくなってきましたね?
youtube貼っておくわね。
https://www.youtube.com/watch?v=8yQXdzUL6N8
というわけで、すっかりファンになったわたしですが、ひとつだけ残念なことがあったの。
今回のリサイタルで彼女、なんだかものすごーく小難しく前衛チックな難曲をメインに弾いていたのよね。
なるほど、これは超絶技巧の持ち主だわっていうのはわかるのだけど、素人の観客としてはもっと親しみやすい曲を弾いてほしかったなという気持ちがある。
たとえば以前、有名な指揮者のチョン・ミュンフンが、「きらきら星」をピアノで弾いたのを聴いたことがあって、それはやっぱりものっっっすごく感激したのよ。
だれもが弾けるような易しい曲だからこそ、その演奏の深みや、しみじみとした素晴らしさが伝わってくることがあると思うの。
でもね、チョン・ミュンフンは確かもう60代で、ユリアンナさんはまだ29歳と思うと、ひどく難解な超絶技巧曲を選ぶ彼女の気持ちもわかるような気がした。
とにかく自分の限界に挑戦したいし、自分の実力をどうにか示したい、認めてもらいたいと思う年頃なのよね。
むしろこの時期に徹底してそれをやるからこそ、のちになんともいえない円熟みが出るのでしょう。
真に実力のある者の余裕というかね。
だから人々は心底リラックスして聴き惚れ、喝采を贈る。
してみるとわたしは、29歳のときにそれほど勝負していたかしら?
……してないわね。
これからがんばらなくちゃね、まだまだ。
【宣伝】3巻発売されてます。よろしくです!
聖クロス女学院物語 (3) 花音のひみつとガジュマルの精霊 (角川つばさ文庫)/KADOKAWA/角川書店

¥691
Amazon.co.jp
先日、ユリアンナ・アヴデーエワのピアノリサイタルに出かけました。


なかなかクールな美人さんでしょう? ロシアの方よ。1985年生まれ。
でもわたし、この方のことよく知らなくて、だけど興味をひかれたのは、ショパン国際ピアノコンクールで、マルタ・アルゲリッチ以来、45年ぶりの女性ピアニストの優勝者として注目を浴びた方だということ。
わたし、アルゲリッチ大好き。
とんでもないスケジュールの中、こっそり映画も観に行きましたわ

→映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』
で、若き日のアルゲリッチ様のごとき感動を求めて、ポリアンナ……じゃなかったユリアンナのリサイタルに足を運んだわけです。
(微妙にトシがバレるネタだわ…)
そしたらねー、大当たりよ!
情熱の塊のようなアルゲリッチ様とはまったくちがうのだけど、すばらしく理知的で明晰なピアノ。
個人的には、やはり大好きなピアノの巨匠、マレイ・ペライアのほうに近い気がしたわ。
なんて、そんな素人の感想はさておき感動したのはね、わたし、彼女の演奏を聞きながら、すごく細やかに風景が浮かんでくるな~と思っていたの。
ひとつひとつの音がとても丁寧で、繊細に響いて、たとえば澄んだ湖の水面にさざなみが立っているような、乾いた風が吹いて北国の針葉樹の並木が揺れているような、なんだかそういうイメージが次々と浮かんできたの。
でも、それはね、きっとわたしの想像力が豊かだからだわ
とね、なんとも傲慢にくまちゃんは思っていたのよw (そういう性格なのよ基本)そしたらね、演奏後にがぜんポリアンナ(ユリアンナ)に興味をもってスマフォでインタビュー記事を読んでみたら、
「私はいつも音で風景を描いて、それを見せたいと思っている」
ということを話していたのよ彼女が!!!
すごいと思わない? この人、音を絵にして見せられるんだわ。
そしてわたしは、その絵を見せてもらっただけ。
それがとてもきれいだったから、あんなに心地よかったんだわ……
そう思ったらものすごく感激して、その場で6,000円もするショパンコンクールのCDを買って、サインしてもらっちゃったわよ!!!
え? しゃべりがオネエっぽい? 気のせいよ。
でね、これが長~い列にならんでいただいたサイン。

あっ、ピンボケしてる。うち暗いから。ごめんなさいね。
このサインね、じつは上下にふたつ入っているの。
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ってなったわね、ホントw
だって、さっきまであんなに凛々しく、ホールを揺るがすようなド迫力の演奏をしていた人が、すっごくかわいらしいんだもの!!!
で、ユリアンナさんはわたしが指差したところにサインをもう一度書いてくれて、わたしははからずもサインがふたつ書かれたレアなCDを手に入れてしまったというわけw

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今回のリサイタルで彼女、なんだかものすごーく小難しく前衛チックな難曲をメインに弾いていたのよね。
なるほど、これは超絶技巧の持ち主だわっていうのはわかるのだけど、素人の観客としてはもっと親しみやすい曲を弾いてほしかったなという気持ちがある。
たとえば以前、有名な指揮者のチョン・ミュンフンが、「きらきら星」をピアノで弾いたのを聴いたことがあって、それはやっぱりものっっっすごく感激したのよ。
だれもが弾けるような易しい曲だからこそ、その演奏の深みや、しみじみとした素晴らしさが伝わってくることがあると思うの。
でもね、チョン・ミュンフンは確かもう60代で、ユリアンナさんはまだ29歳と思うと、ひどく難解な超絶技巧曲を選ぶ彼女の気持ちもわかるような気がした。
とにかく自分の限界に挑戦したいし、自分の実力をどうにか示したい、認めてもらいたいと思う年頃なのよね。
むしろこの時期に徹底してそれをやるからこそ、のちになんともいえない円熟みが出るのでしょう。
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だから人々は心底リラックスして聴き惚れ、喝采を贈る。
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じゃーーーん

神秘倶楽部の夏休み!
KeG先生、今回もとってもかわいい表紙をありがとうございました!
よ~く見ると、花音の眼帯もバケーション仕様に!
3巻は、みんなが私服なところも見どころです。
10月15日発売です。
あっというまに、もうすぐですわ……
(発売はうれしいが、もう10月ということに焦りを禁じ得ない)
とにもかくにも、3巻もどうぞよろしくお願いいたします!
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