
「約束だからねユキ」ひろみは悪戯っぽい笑みを浮かべながら、後ろからユキの体を羽交い締めにし、その豊かな胸を両手でしっかりと覆い隠した。「ちょっ、ちょっとひろみ! 何するのよ!」ユキは顔を真っ赤にしながら叫んだが、抵抗する力は弱かった。
「約束でしょう? 負けた方は、夜のメリーゴーランドで裸で一周って」
「わかってるわよ、裸で乗ればいいんでしょ! でも、こんな格好で、しかもあなたが後ろから…」ユキは羞恥心とひろみの突然の行動に戸惑いを隠せない。
誰もいない、閉園後の静寂に包まれた遊園地。きらびやかなライトアップだけが、二人の姿を照らしている。冷たい夜風が、裸のユキの肌に容赦なく吹き付ける。
「ねえ、冷たい?」ひろみはユキの首筋に顔を寄せ、耳元でささやいた。「でも、温めてあげる」
「ひゃんっ!」ユキは思わず声を上げた。ひろみの温かい手が、ユキの肌に触れるたび、羞恥心とは別の、甘い痺れが走る。
メリーゴーランドがゆっくりと動き出す。木馬が上下に揺れ、金色の装飾が回る。
「ほら、誰も見てないよ」ひろみはさらに力を込めて、ユキを抱きしめた。
「でも…恥ずかしい…」ユキは目を伏せ、体の芯から熱くなるのを感じた。
「でも、楽しんでるんでしょ?」ひろみはユキの背中を優しくなでながら、くすくすと笑った。
「そんなことないわよ!」
「嘘つき。心臓、すごくドキドキしてる」
メリーゴーランドは、二人の秘密を隠すように、ゆっくりと、そして甘く回り続ける