しそ全滅の危機｜プランター栽培

前記事でチラッと書きましたが、

栽培しているしそが
絶滅寸前まで追い込まれた詳しいお話を。





6月下旬くらいだったと思うのですが

水やり中、
しそがおかしいことに気がつきました。

新芽にクモの糸みたいなのが
巻きついてる。



なんだこれ。




よく見るとそれだけではなくて、
葉っぱも少し食われているようでした。



これは、なにか虫がいるな。


と思ったものの
パッと見、しそに虫の姿はない。




おかしいと思いつつ
しばらく様子を見ることに。






そして数日経ったある日。



最初は遠慮がちに葉を食べていた虫も
そのうち大胆に食いちらかすようになり

新しくて柔らかい葉っぱを中心に
ごっそりやられるようになりました。




しかもその虫の食べ方は、独特で

（芋虫をリアルに描くと気持ち悪いので、少々擬人化しています）


葉のおいしい部分だけを食べた後、



この葉は用済み！
とばかりに

食い散らかした葉の根元をバッサリ切っていきます。
（イラストはイメージです）




なので
朝、プランターを見ると

食いかけの葉と
根元に切れ込みを入れられた葉だらけに。（-""-；)



上のイラストでは
葉っぱがたくさんあるように見えますが

実際は、数枚を残して
ほぼ全部虫に食われたので

ホント壊滅状態でした。



朝夕の水やりのたびに、
プランターを観察して

犯人（虫）を見つけ次第、
駆除していたんですが


虫の食欲が旺盛すぎるし
柔らかい新芽から食べちゃうし

なにより敵（虫）は一匹じゃなさそうだし、

このまま放っておいたら
茎だけになっちゃいそうだったので

すぐさま　緊　急　対　策　本　部　を設置。



下から土が出ないよう、
プランターごとビニール袋に入れ

新聞紙を敷いた上に並べ、
部屋の中に入れることにしました。




家の中では
水をあげられないため

短期集中とばかりに

一日に何度も
しそとにらめっこしていました。(｀･ω･)




５mmくらいの、
小さい芋虫なので

見つけるのにすごい苦労しましたが

葉っぱをひっくり返してみたり、
下から見上げてみたり、

地道な作業を繰り返し……。





努力のかいあって、

家の中に入れて
２日目くらいで




ようやく食われていない新芽が生えるように。



よかった。╰(*´︶`*)╯



もう虫はいなそうなので
すぐベランダに出したユキ豆。




また蛾が卵を産み付けに来ないか
冷や冷やしたのですが

この後はどうやら大丈夫だったようで
すくすくと育ち始めました。





ちなみに犯人の芋虫を
あとで調べたら、

どうやらメイガという蛾の幼虫と思われ、

葉っぱの根元を切るため

最悪の場合、
本当に茎だけの状態になってしまうそうです。




集中治療室に入れてよかった。(;´∀｀)




しそって、栽培する前は放っておいても
雑草くらいざくざく伸びるものかと
勝手に思っていたのですが

実際は香りがいいせいか
虫が付きやすい気がします。




スーパーに売ってる大葉って
ちっとも虫に食われていないけど

どうやって、あんなきれいな形に育てているんだろう。


ホント感心します。

　←　この一件で、小さい芋虫なら、触るの抵抗なくなってきました。