成長や、変化を望む上で、自分自身についてある程度の理解をしておくほうが、よりスムーズに成長することができるでしょう。
人間の心の仕組みについて考察していきます。
『ウニくんと知性は全く別のもの』
このブログでもよく登場するウニくんですが、
ウニくんは、自由な存在で、"考えなくても出来る部分"を司っています。
実は、ウニくんの存在は私の中にも、そしてあなたの中にも存在するのです。
別のことを考えながら、目的を感覚で遂行できるのはウニくんのおかげです。
友達や家族と楽しく会話をしながら、サイクリングをした経験はありますか?
その間、自転車を漕ぎながらバランスを保ってくれているのがウニくんの働きです(考えなくても出来る感覚)。
最終的にこの部分が発達することで、人間は高いクオリティの表現やプレイができるようになります。
トレードも然りです。
ここをコントロールできるのは知性ではありませんが、知性はここに介入することができます。
これは"知性のジレンマ"が起こりやすい原因でもあります。
つまりどういう事かというと、
知性(以下チセくん)は目的を達するためにウニくんにあれこれ指示を出します。
しかし、チセくんの指示で、ウニくんは一向に出来る気配がありません。
『こうしなくては』
『こうすべきだ』
『またやってしまった』
『なんて自分は愚かなんだ』
少なからず、誰しもがこのような言葉を自分自身に投げかけたことがあると思うのですが、
これではまるで、自分の中に複数の存在があることを証明しているみたいですね。
実は、これらの言葉は"知性由来"の言葉なのです。
しかし、知性がいくら発達したとしても、あなた自身の希望を叶えてくれることはほとんどの場合難しいと言えるでしょう。
希望を叶えたいあなたがすべきことは、"知識を増やすこと"ではなく、"ウニくんのレベルを上げること"が重要になってくるのです。
それでは今日はここまでです
次回もお楽しみに