マイインターン感想!! (ネタバレあり!)
私には、ロバートデニーロが必要の様です…
涙、最初から最後まで、さらには 終わってからもしばらく…止らなかった

(ベタな物語でなんでっっ
て感じかな…(;^_^A)
アンハサウェイ演じるジュールズは情熱を持ってストイックに仕事に取り組むファンション通販会社の社長さん。
でも初めから与えられた様な“社長業”なんじゃなくて、努力して自分の会社を育ててきたの。
一方、
ロバートデニーロ演じるベン(70歳)はリタイヤして、奥様も亡くし、時間を持て余していた所、ジュールズの会社にインターンとして応募し、やってくる。
彼の持つ挑戦心、私もそんな風に歳をとりたいものです。
ジュールズは忙しさに負けて、ついつい、乱暴なコミュニケーションの取り方になってしまっていた。始めはベンを煙たく思ってしまっていた彼女。
人間にはどんな人にもキャパがあり、どんなにできる人にも、どんな優秀な会社でも、キャパオーバーを感じる時はやってくる。
ジュールズはそれを仕事の仲間から告げられ、“雇われ社長”を雇ったらどうかと提案されるも、愛情持って育てた会社をそんな簡単に他人の手に渡すわけにいかず葛藤する。
従業員には、残業を沢山して、膨大な量の仕事をしているのに見ていてすら貰えない悔しさが滲み出る…
彼女はにはもちろん1人で会社を大きくした自負もあり、これからもなんとか頑張り続けようと思っていたが、プライベートにも大きな穴が開き始めていた。。
そんな時
ジュールズに専属で付いたベンは、彼女の働きぶりから仕事愛の深さ、家族への愛の深さに気づく。
ベンは人生の先輩として、壮大なる包容力を持って、ジュールズの一番の応援団となり、そして会社の仲間の、ジュールズの家族の心のよりどころとなり、みんなを認め、安心させてくれて、指導してくれる、居なくてはならない存在へとなる。
そしてベン自身も、ある女性と出会い、その人生をより一層充実したものにしていく。
言葉ひとつひとつが私の中にある叫びそのもの。
・ジュールズの物事に取り組む姿勢が自分と重なり
・会社の従業員の気持ちが痛いほど分かり
・プライベートでの不安は私の将来の不安
どのシーンも自分の心の中を表現されているよう。
ベンの一言一言は無意識に思っていた、
自分が誰かに言って貰いたい言葉ばかりなんだろうな。。
ひとつ、違う事。
ジュールズにはまだ優しさがあった。
私が無くしていた優しさ。
優しくなくなったのは気付いていた。
許す心が無くなっていた。
でも取り戻せないでいた。。長い間。
それも私にとってはストレスで、余裕がなくなるとこんなにも簡単に自分の中の優しさって消えちゃうんだっ…て。そんなに私って人でなしなんだっ…て。
でもこの物語はその優しさの大切さを再確認させてくれた。
波のように感情が押し寄せてきて、
沢山泣いて、
最後はスッキリ
前向きにさせてくれた。
心のデトックス
なんて映画の宣伝みないなことは言いたくないけど…笑、
この映画をキッカケにずっとずっと引っかかっていた何かが少しずつだけど私の中から出て行ってくれてる気がする。
だから私には彼のような背中を押してくれる、頑張ってもいいんだって思わせてくれる存在が必要なんだって感じたんだ。
キャパオーバーを感じていたり、
“できない” とレッテルを貼られないか不安だし、
やれて当たり前、やってもやっても認められないと思ってる、
まだ自分でなんとかできるって頑張っちゃう。
女だからって馬鹿にされたくないし、
でもいつかは子どもを持って幸せな家族を持ちたい。
仕事もプライベートも大切にしたい。
働く女性の悩み。
こんな素敵な映画が生まれたって事は
そんな女性の心の中を理解し受け入れてくれる世の中に少しずつ近づいているのかな
そう信じて明日からもまた頑張ろう



