
5人の東方神起、3人のJYJ...ジュンスにとって「型」でしかなかった
②★


15日に初めてのソロ正規アルバム「XIA-TARANTALLEGRA」を発売したグループJYJキムジュンスの初めての単独コンサートが19日と20日、ソウルチャムシル室内体育館で開かれた。
キムジュンスは最近日本活動が何もない状態で短い時間にレディーガガとジャスティンビーバーを抜き日本itunesと楽天、アマゾン ジャパンなどで10万枚以上のアルバムを販売した。
去る4月、前売りを始めたキムジュンスのソロコンサートのチケットは「サーバーマヒのターミネータ」という別名のごとく5分で15000席全席が売り切れるほどだった。
今回の公演はデビュー以来9年ごしで初めての試みと挑戦、そして冒険だった。本人さえ二時間をきちんと導きぬけるのか未知数だと明らかにし、気がかりであることをさらけ出した。
公演が開かれた二日間チャムシル室内体育館の近隣は早い時間から韓国はもちろん世界各地から尋ねてきたファンたちで混みあい、主宰側が準備した有料の記念グッズは一瞬のうちに品切れになった。熱い人気の反響だ。このような機会でなければ放送規制を受けている彼の音楽に簡単に接することはできない残念な現実を反映した風景でもあった。
コンサート開始を知らさせ照明が消える瞬間、ファンたちは闇の中で鮮明に光る赤いペンライトをいっせいに取り出し揺さぶり、大歓声があふれた。長い間待った末に恵みの雨を迎えたような姿だった。
新たな開始メッセージを取り入れたオープニング映像と自作曲である「Breath」を筆頭にメンバー、キムジェジュンがプレゼントした「No Gain」、女性ダンサーらとめまいのするような振りつけでファンたちの嫉妬心を刺激した「Lullaby」、大型の鏡を利用し男性的な魅力を発揮した「Intoxication」、くりかえすリズムで中毒性を倍加させた「Set me free」、美的感性を最大限化した「알면서도」、「돌고 돌아도」等に続き、彼は時に強烈で時に甘美なメロディとビートのあるダンスで破格的な舞台を作っていった。
今回の公演で彼は正規1集に収録された11曲とミュージカル
Dynamic Duoの개코とAziatixのFlowsik、Bizzyの参加などで一層完成度を引き上げたアルバム収録曲はクリスティーナアギレラの振付師で有名なジェリースロッターが構成したダンスチームと出逢い、優れた踊りと歌の実力を持ったキムジュンスを通じて激情的かつ幻想的に表現された。
パワフルな歌と踊りで汗が雨が降るように流れたが彼は休む暇もなく舞台を行きかいカリスマをあふれだした。見る人まで息が苦しくなるほどであった。熱い雰囲気にされた公演会場のあちこちで失神して運ばれるファン達も目についた。<ハリーポッター>中の魔法の呪文「Tarantallegra(相手を踊らせる魔法)」の魔力がしっかりと発揮されたかのごとくファン達は共にリズムに合わせ肩を揺らし叫び声で返事した。
2月初めに企画し準備したアルバムとコンサートだとは信じ難い程、彼は起承転結が明確なストーリーを自信溢れるよう伝達し観客を圧倒した。
5人の東方神起、3人のJYJ、ソロ。
どんな形式も彼に問題になる要素などなかった。
しっかりとした歌唱力とディテールな踊りにファンたちは魔法にかかったように陥ったのだ。
多様なジャンルの音楽を消化する歌手はそう多くない。
歌を歌うために生まれ、音楽それ自体になるため骨を折る努力をする歌手がいるとするなら、この瞬間、すなわちそれはキムジュンスであるとあえて言いたいほど彼の公演は音楽的な真正性と心に響く切ない感性、感動をあたえる共感、飽きさせないエネルギーが含まれていた。
多分長い間多くの人々に愛される秘訣もこのような理由ではないだろうか。
彼は放送活動を自由にできないというのを知っていながらも長い間待ったファンに会うためにアルバムを出し、コンサートでファンを訪ね疎通するつもりだったことを打ち明けた。また、「そうした点を知っていながらはじめるということは本当に大変だった」といい目がしらを赤らめた。優れた才能を持っても放送活動制約という障壁を跳び越えることができない残念な現実にファンたちは有難いといい、「キムジュンス」を連呼した。
彼はアルバムにのせられた歌の中で最後に作業しメロディと歌詞が悲しくて録音する時に終始泣いたという「사랑이 싫다구요」、ファン達のびっくりイベントで白いランプの演出した「이슬을 머금은 나무」、そしてファンたちのアンコールの要望に予定になかった「낙엽」を熱唱し、熱い涙をこぼした。これまで積み重ねてきた苦痛と悲しみ、恨み、不当さに対抗した絶叫、音楽に向かった彼の格別な愛情が溶け込み汗と涙に昇華される瞬間だった。
一方ソウル公演を終えたキムジュンスはタイ、ジャカルタ、台湾、上海など7都市でアジアツアーを通じてファンたちと会う予定だ。








