治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
一度目の体外受精まで …一つも採れずに終わった採卵
前回までの流れ。。。。
採卵失敗から二ヶ月。
長いお休み周期も終わり、
予定通り採卵周期へ入ります

まずフェマーラで誘発するのですが
院外処方でしか出せないと言われ…
先生から貰った処方箋を握り締め、
近くの薬局へと向かいました。
。。。。

「フェマーラは院外処方になるから。この処方箋持って、近くの薬局に行ってね」
私は病院を出て、その足で
薬局へ向かいました

…その薬局へ向かう途中。

去年の先生との、あるやりとりを
思い出していました。
ーーー去年。
まだタイミング法だった時のこと。

「フェマーラを試してみたいです」
と、先生に相談したことがありました。
ですが、
その時はいろいろと話した上で

「医学的根拠がないから、出せない」
確か、そう言われました。

院外処方…
そうか。
そうだったんだ。
やっと線が繋がった。

このフェマーラ(レトロゾール)…
保険適用外だし、
そもそも
病院内で処方出来ない薬だったんだ。

排卵誘発剤として
きちんと認可されてないから?
大きい病院だから、
そういう薬の扱いに
何か決まりがあるのかな…

確かにこれでは
効果があるかもわからないのに
安易に処方出来ないよね…と、
去年の先生とのやりとりに
ようやくここで納得出来ました

喉に引っかかった小骨が取れた気分。
そのときの先生とのやりとりはこちら









薬局にて

私

「すみません。この処方箋の薬をお願いしたいんですけど…」
薬剤師さん

「はい。…ん?病院で、何かありましたか?」
私

「えっ?いえ、自費なんですけど、病院内で処方出来ないからと言われて」
薬剤師さん

「うーん、でもこれ、保険証番号入ってるんですよ。どういうことなのかな…」
薬剤師さん、しばし考える。
薬剤師さん

「ちょっと、病院さんに問い合わせてみますね。少しお待ちください」
私

「??…はい。よろしくお願いします」
えっと?
あれ?私、何か間違えた?

不安になって、病院で貰った
領収書と明細を見直す私…


うん。
「お薬あり(院外)」って書いてある

もしかして…
病院で
何か手続きが必要だったのかな





まぁ、いいか。
流れに身を任せよう。

薬剤師さん

「お待たせしました!病院さんに確認が取れましたよ。処方箋が間違ってたみたい」
私

「そうなんですか

薬剤師さん

「病院さん、何度もぱんなさんにお電話したそうですよ。知らない番号から掛かってきてたら、それかもしれません」
私

「エェッ



薬剤師さん

「ははは

処方箋が間違ってたんだ…

しかも私は電話用の端末を
家に置いて来ているよ


※諸事情で、普段使いと電話用を分けています。
先生


処方箋を書き間違えるなんて、
自費で院外処方なんて、
あまりないのかな…
私、特殊な生き物ですみません

お薬を準備してくれたのは
別の薬剤師さんでした

薬剤師さん

「お待たせしました。えー、この薬は…ホルモンをですね…抑える薬になります。長く使用すると血栓症のリスクもありますが…
乳がんの薬では良く使われるので…えと…先生を信頼してですね、体の様子を見ながら…ご利用下さい」
私

「は、はい。ありがとうございます」
…なんだろう。
薬剤師のおじさんに
すごく気を遣われた










家に着いてすぐ、
電話を確認しました


(病院に携帯番号なんて教えたかなぁ…薬剤師さんの勘違いだったり…)
…ピッ。
…ピロリン

おぉぅ


不在着信10件あり




間違いなく、
全て病院からの着信でした。


「フェマーラは一日一回、5日間。夕方の同じ時間帯で飲んでね。頑張ろう!」
先生…
もう、薬を飲む前から
波乱の予感が凄いです。


ようやく会えたフェマーラ(レトロゾール)
