治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
一度目の体外受精まで …一つも採れずに終わった採卵
前回までの流れ。。。。
採卵失敗から二ヶ月。
ジタバタ、モヤモヤしながら過ごした
お休み周期もようやく終わりました
生理が来たので
予定通り採卵周期に入ります
。。。。
プロゲテポー➕ペラニンデポーの
注射から約2週間
やっと生理が来たので診察に行きました
先に採血を済ませて、
しばし待ち合いでボー…
一時間ほどで名前を呼ばれ診察室へ
担当はいつもの先生でした
診察室にて
先生
「こんにちはー。お待たせしました。生理は来ましたか?」
私
「こんにちは。よろしくお願いします。今日で生理2日目です」
先生
「うん。ホルモンの値も落ち着いてるし、採卵周期に入れそうだね。予定通り採卵周期に入って大丈夫かな?」
私
「はい。よろしくお願いします
先生
「うん、それじゃあいきましょうか!まず卵巣の様子見たいから内診しますねー」
内診の結果、
私の卵巣はいつも通り…
小さい卵胞がいくつもいくつも
コロコロしていました
ほんの一瞬で内診は終了しました
診察室にて
先生
「それじゃあ、明日からフェマーラ始めましょう。で、点鼻じゃなくて、注射を使おうね」
先生
「フェマーラの薬はね…」
前回の診察で
フェマーラの事は絵を書きながら
丁寧に説明されましたが、
また今回も説明してくれる…
前回の事を忘れられただけだと思いますが、ありがたいのでそのまま聞きました。
先生
「…というわけなんだ。何か確認しておきたい事はある?」
私
「この薬で卵の数が抑えられれば、HCGの副作用も抑えられそう…ですか?」
先生
「そうだね。ぱんなさんのように卵がたくさん出来過ぎる人にはとても有効な薬だよ」
先生
「ただ、心配なのは……あ、いや
これが効かないとなると…」
私
「注射で誘発、ですか」
先生
「うん。そうだね。普通というか、まぁ…多いのは3個〜6個くらい育つパターンなんだけど…。そのくらい育ってくれれば注射も要らなくなるかもしれない」
私
「…はい。あの、OHSSなんですけど」
先生
「うん」
私
「今までよりも危険度というか…状態は酷くなりますか?」
先生
「うーん、危険…。そうだね、まずはフェマーラでどれくらい卵が育ってくれるかなんだ。それを見ないと、次の診察じゃないと、分からないんだ」
私
「フェマーラが効いてくれるかによって、違ってくるんですね」
先生
「そうだね…。次の診察で注射を追加するかどうかも決まると思う。でも多嚢胞の人にはフェマーラは有効な手段だから、ね」
先生
「今度こそ、卵採りに行きましょう」
私
「わかりました
先生
「あと、フェマーラは院内では出せない薬なんだ。だから院外処方になるからね」
私
「えっ、そうなんですか
先生
「そう。今処方箋出すから、近くの薬局に行って貰ってきてね。これ見せれば案内してくれるはずだから」
私
「へぇ
先生
「それじゃあね、今回は本当に、卵、採りに行きましょう。頑張りましょう
私
「はい。ありがとうございます
会計を済ませ、病院を出て
ふと考えました
いつになく…
先生が私に不安を与えないよう
気を遣って話してくれてたような
そんな気がして来たのです。
やっぱり…
まさしく先生達も「探り探り」で
どんな採卵になるか、
どんな結果になるかはわからない。
理想の形はあるけれど、
そこに辿り着けるかも、
きっと五分五分くらいなんだ…
うん。そっか。
まぁ…
やるっきゃないよ自分。
ここまで来たんだ。
でも
「どんな結果になっても受け止める」
そんな度量は、
今の私にはありません
今はただ、
先生の示してくれる道を
信じて進む、のみ。
さて。
とりあえず院外処方のフェマーラさんを
迎えに行こう
つづく。