二度目の採卵に向けて〜①リスクと覚悟 | ぱんなのポンコツロード。

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ー10年不妊からポンコツ育児へー
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の為、10年間の不妊でした。
手術、治療を重ねてようやく第一子長女出産。
不妊治療、初めての妊娠出産、育児の記録を綴ります。

前回までの流れ。。。

タイミング法  →排卵出来ず失敗びっくり
卵巣ドリリング →全く効果なしガーン
体外受精    →採卵出来ず治療中止ショボーン
※人工受精はしていません。排卵させる有効な方法がないので断念しました。


私が妊娠する為に今考えられる方法…
その全てが失敗に終わり、

アンタゴニスト法とOHSSの影響で
2周期のお休みをしていますが

9月の生理から採卵周期」

そろそろ…
お休み周期も終わりに近づいていますニコニコ

。。。。





周期12日目おねがい

排卵する気配は全くありませんニヤニヤ卵巣生きてる?

排卵しない=生理来ない
といういつものパターンが見えるので

自己タイミングは早々に諦め、
生理を起こす為に病院に行きましたもぐもぐ



この日の担当は
いつもの先生お父さんでした爆笑





診察室にてPC

先生お父さん
「ぱんなさん、こんにちは。皮膚炎はどうですか?治まった?」

もぐもぐ
「はい、もう大丈夫です」



前回の女医さんの診察で
塗り薬を処方してもらいましたが、

全く効かなかったので

薬は使わずに痒みを我慢して

適度な保湿と
通気性に気を付けていたら
自然に治まっていきました真顔あの薬、何だったの…





内診室にてPC

先生お父さん
「うん、いいですね。卵巣はもう小さくなってるから大丈夫そうだね」

もぐもぐ
「排卵は、しなさそうですよね?」

先生お父さん
「うーん…そうだねぇ」




先生、少し卵胞を探すびっくり




先生お父さん
「ないね。真顔キッパリ。

もぐもぐ
「そうですよね。ありがとうございます」




やっぱり安定の無排卵、無発育滝汗卵巣死んでる?

…わかってた。
わかってたけど、つい聞いてしまったゲロー

先生が探してくれた事で
ちゃんと気持ちが落ち着きましたニコニコ
卵が育ってないの明らかだったのに、探してくれたことに感謝です。






診察室にてPC

先生お父さん
「…今日が12日目か。生理は自力では来ないよね?」

もぐもぐ
「来ないです。2、3か月来ないと思います」

先生お父さん
「また注射になっちゃうんだけど、もう今日打っちゃっていいと思う。生理起こしちゃおう」

先生お父さん
「で、生理が来たら採卵周期に入ろう」

もぐもぐ
「はい」



先生の目を真っ直ぐ見て、
冷静に話が出来る自分がいましたおねがい





先生お父さん
「今度はね、やっぱりトリガーは注射がいいと思うよ」

もぐもぐ
「注射って、HCGですか?」

先生お父さん
「そう、HCG。卵巣過剰刺激症候群が悪化するかもしれないけどね…。でも」

先生お父さん
卵が採れないと先に進めないからね。卵を採る為にはHCGが必要だと思う」

もぐもぐ
「はいニコニコ

先生お父さん
「大変だけど、頑張っていこうね。何か確認しておきたい事ある?」

もぐもぐ
「あの、フェマーラを使うかもと前に聞いたんですけど…」

先生お父さん
「うん、フェマーラね。フェマーラの薬の詳しい事は聞いた?」

もぐもぐ
「いえ、まだあんまり…」

先生お父さん
「うん。あのね…」


先生は紙とペンを取り出し鉛筆
絵を書きながら説明してくれましたびっくり


先生お父さん
「………というわけで卵胞が育つようになるんだよ。大丈夫かな?」

もぐもぐ
「はい。もし、それで卵胞が育ち切らなかったら…?」

先生お父さん
「その時は注射でアシストしていくよ。使えるのはフェマーラだけじゃないからね。選択肢はあるから!安心して!」

もぐもぐ
「そうなんですね。わかりましたニコニコ

先生お父さん
「生理が来たら5日以内に予約してね。診察の前に採血があるから、よろしくね」

先生お父さん
「それじゃあ次の採卵、頑張ろうね!」

もぐもぐ
「はいおねがいよろしくお願いします」

先生お父さん
「うん、頑張っていきましょう!」




先生がフェマーラについて
説明してくれた内容は…↓↓


まず前提として
エストロゲンがコントロールする
LHとFSHが卵胞発育に必要不可欠

そこで
フェマーラ(アロマターゼ阻害薬)
 を使うと…

エストロゲンを生み出す
アロマターゼ酵素をフェマーラが阻害
するとエストロゲンが減少し、
卵胞を育てる為の
ホルモンが不足していると
脳が勘違いする
勘違いした脳が、卵胞を育てる為に
必要なホルモン(LHとFSH)
をたくさん出す
結果
卵胞の発育が促される

…という感じでした滝汗説明ヘタクソでゴメンなさい。





先生は良く
図(絵?)を書いて説明してくれます。



…この先生と話していて、
時々思う事がありますニヤリ


医者お父さんと、患者もぐもぐ
というよりも…

もはや

先生お父さんと、生徒もぐもぐの様だな、と。
ニヤニヤ担任の先生を思い出すのです。






そして。







卵巣過剰刺激症候群になるけれど、
卵が採れないと先に進めない”

そうはっきりと言われました滝汗仕方ない。



お父さんリスクがあるよ。覚悟してね。

私にはそういう意味に聞こえましたニコニコ



でも、それと同じくらい…
うーん、上手く言えませんが…



私にはっきりとリスクを伝えた先生は

一緒にリスクを背負ってくれている
そんな気がしましたびっくり気のせいかなぁ…。ははは。




さて。


生理を起こす注射を打ったので、
あとはもう心静かに…

生理が来るのを待ちたいと思います真顔






心…



静かに…










しずかに…












…くぅ。笑い泣き笑い泣き笑い泣き
そんなの絶対無理滝汗滝汗



もうジタバタしながら、待ちたいと思いますチーン仕方ないよ、人間だもの…








最初の治療〜挫折まで …子宮退化宣告から始めた通院
治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
一度目の体外受精まで …一つも採れずに終わった採卵

↑↑これまでの治療の歴史です。よかったらどうぞニコニコ