初めての、涙 | ぱんなのポンコツロード。

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ー10年不妊からポンコツ育児へー
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の為、10年間の不妊でした。
手術、治療を重ねてようやく第一子長女出産。
不妊治療、初めての妊娠出産、育児の記録を綴ります。

転院先の先生は、
テキパキした女医さん口笛


クロミッドを服用し
誘発を繰り返していましたニコニコ




先生お母さん
「クロミッド3錠でもダメ、か…」

先生お母さん
「ちょっと採血してみましょう」




数日後牛しっぽ牛からだ牛あたま




先生お母さん
「ぱんなさん。前回の採血でホルモンの値を見させてもらいました。」

もぐもぐ
「はい」

先生お母さん
「あなたの場合、LHの値が物凄く高いみたいなのね。そしてFSHが低過ぎる。」

先生お母さん
「排卵を起こす為にはこの2つのバランスが大切なの。理想としては同じくらいだとちょうどいいのよ。」

もぐもぐ
「(本当だ、LHだけ高い)」

先生お母さん
「そして小さい卵胞が卵巣の中で数珠繋ぎになって存在してる。これはネックレスサインというものなんだけどね…」

先生お母さん
「あなたはおそらく、多嚢胞性卵巣症候群だと推測します。」

もぐもぐ
「た、のうほう…?

先生お母さん
「ちょっと難しい名前で不安になるかもしれないけれど、病気というわけじゃないのよ。排卵障害の一つなの。」

先生お母さん
「うちではね、これ以上の対処は出来なくて…。不妊治療専門の先生がいるところに紹介状書きますので、早めに受診してください。」

もぐもぐ
「はい。ありがとうございました…」






紹介状を貰い、会計を済ませ
フワフワした足取りで車に戻りました車




子宮が退化している…

排卵障害…

たのうほう…

不妊治療…



今までの治療で言われた沢山の言葉が

頭の中でグルグルと黒い渦を巻いて

私を飲み込んでいきました




涙が止まりませんでした…