舞台『娼年』in久留米 9/15 千秋楽
いいこともそうでもないこと、内容というよりとにかく思ったことを書きます‼︎
席は前例の方で端の方でしたが、あれを最前列の真正面で見るのは、私的にはきついものがあったと思うので、これくらいで良かったです
4年ぶりの生桃李でしたが、桃李が登場した瞬間(キャー\(//∇//)\)みたいなのは意外にありませんでした。ま、これが舞台とイベントの差)
では、まず①はベッドシーンに関して
ネタバレで勉強(?)しすぎたせいか、だいたいどんな感じかわかってはいました
もろやってます!って感じに、これは桃李大変だな…と思っていましたが、よく考えたらそうだよな…これって相手がいて成り立つことなんだから、こりゃ相手役の女優さん達も大概の覚悟を持って舞台に立ってるんだよね、ベッドシーンも10回あるってことだから、高岡早紀以外の女優さん達もそれぞれ相当大変なんだ…と、見るこちら側の覚悟もネタバレで決めた覚悟では到底敵わないと思いました
桃李の身体もかなり絞られていました
肩幅がある分、華奢ということではなくしっかり締まっていました
女優さん達もそれぞれにスタイルいい!細いし薄いし、桃李もそうではあるけど女優さんの動きもすごかった
桃李が「最初はショックかもしれないけど、段々麻痺してくると思います」というようなことを言っていましたが、麻痺というか
私はだいたい一体何を見せられているんだ…⁉︎
と思ってきました
それほど、それなりの時間を使って濃厚なものを見せつけられました
さっき言ったように10回あるってことは、それぞれ色んな客が抱えている状況も違うわけだけれど、やっぱり回を追う毎に激しいベッドシーンにもなってきます
それで一番激しかったのは学友のめぐみとのベッドシーンではないでしょうか
それまで何度も見せつけられてきたベッドシーンではありましたが、究極の体当たりベッドシーンというのか、女優さんの中でも断トツきつい役だったと思います
桃李だって、何人もの人とのシーンをやってきたうえで終盤にあれだけの体位を演じるのは相当なものがあったでしょう
とにかく桃李は娼夫になった場面からは、登場⇨脱ぐ⇨退場⇨着る⇨登場⇨脱ぐ⇨退場……と、脱いで着てをひたすら繰り返しているわけです
舞台稽古でも何度となく繰り返してきたことでしょう
桃李の頭がおかしくならなくて良かったと思いました
桃李本人もおかしくなりそうだったとは言ってますがそれに近いことは実際あったと思います
おかしくならない方がおかしい
演出家としては、限界を求めたいでしょう
役者としては、望まれたものを現実にしたいでしょう
下品、下劣にもなり兼ねないものを上品に綺麗に…
確かにそうなっていました
桃李演じる領は、別に好きものでやってるわけではない。女性が密かに隠し持ってる、ここでしか出せない、というような欲を引き出し満足させるためにいる、そしてそれを介して今までの自分を変えたい、という領のスタンスを桃李がしっかり演じたから不快なものにはならなかった
こちらが、100%舞台の中と割り切り世界に入りきれれば、ね…
それを言えば、斎藤工でやってくれた方が100%舞台の世界に入れたかもしれない
最初はそういうキャストだったんでしょ?確か…
領を桃李が演じることによって、いい舞台になったことは確か
だけれども、私としては領を完全に領として見ることが最後まで出来なかった
完全に7:3くらいで桃李:領になってた
いや、100%桃李だったかもしれない
だから、ここまで求めるの?ここまで表現しなきゃいけなかったの?
というような、ファンならではの母親目線のようなものが観劇中にも邪魔をするのです
うちの桃李に何させるんじゃい‼︎
的な、ですね…
ですので、良く見る感想にある、「素晴らしい舞台をありがとうございました」とか「桃李くんが美しくて、領が桃李くんで良かったです」みたいな素敵なコメントは私からは出てきません
「桃李、よくやったね、本当に本当にお疲れ様でした」
という言葉しか出てこないのが正直なところです
斎藤工でも良かったよ、私は
めっちゃ色気あるやん?
大学生役は桃李以上にどうかと思うけど(笑)
だいたいなんで斎藤工から桃李になったのかね?