皆さん、こんにちは。旅の醍醐味は、その土地でしか味わえない「食」との出会いにあると、私は考えます。
今回は、ソウルで注目すべき一軒、「コンピエル(Confier)」をご紹介します。
ここは、単に美味しいだけではない、シェフの哲学と韓国のテロワール(土地の個性)が感じられる、真の食通のための空間です。
ここは、単に美味しいだけではない、シェフの哲学と韓国のテロワール(土地の個性)が感じられる、真の食通のための空間です。
舞台はオープンキッチン。シェフの哲学を味わう
「コンピエル」のコンセプトは、「韓国の旬の食材を、フレンチの技法で再構築する」こと。
オープンキッチンのカウンター席に座れば、食材が芸術的な一皿に生まれ変わるまでの全工程を、五感で楽しむことができます。
ミューフナナの無形のない動き合材
シェフたちの無駄のない動き、食材への敬意、そして漂う香り。これらすべてが、料理への期待感を最高潮に高めてくれます。
食材のポテンシャルを最大限に引き出す、計算され尽くしたコース
私が体験した夏のコースから、特にその技術とセンスに感銘を受けた料理をご紹介します。
アミューズブッシュ
グリーンビーンズの歯ごたえを残す
絶妙な火入れ、塩漬けきゅうりとズッキーニがもたらす瑞々しい食感。
序盤から食材の組み合わせの妙に驚かされます。
前菜
豆腐を泡のムースにするというユニークな発想。口に含むと、香ばしさと共に消えていく儚い食感がたまりません。
また、低温調理で丁寧に火入れし、発酵味噌を塗って炭火で焼き上げたタコは、香ばしさと柔らかな食感が際立つ逸品でした。
セミメイン
4日間熟成させたという鴨胸肉は、皮はパリッと、中はしっとり食感が見事。やわらかさと歯ごたえのコントラストを楽しめます。
メイン
韓国の伝統的な「三種類のおかず膳
(サムチョプパンサン)」をモチーフにした、3種のガルニチュール。
見た目もさながら、味も素晴らしかったです。
お料理と共にぜひ体験していただきたいのが、ワインペアリングです。
一皿ごとに計算されたワインとのマリアージュが、それぞれの料理の持つポテンシャルを最大限に引き出し、物語をより豊かなものにしてくれます。
結論:食を愛するすべての旅人へ
「コンピエル」は、ただ食事をする場所ではありません。韓国の豊かな食文化と、洗練されたフレンチが出会う、発見と感動に満ちた劇場です。
次回のソウル旅行では、ぜひこの革新的な美食体験を旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか。
価格:
・ランチコース:65,000ウォン
・ディナーコース:98,000ウォン
予約方法:
NAVERまたはCatchTableでの予約が推奨されています。
難しい場合は、お店のInstagramアカウントにDMで問い合わせも可能です。
Instagram:
https://www.instagram.com/confier.s
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