大好きな横浜、もう何ヶ月ぶりだろうか。

県を跨いだ往来が解禁になった6月19日、わたしは梅雨真っ只中、どしゃ降りの横浜にいた。

 

この数ヶ月、春にオープンを予定していた商業施設は軒並み開業延期。そして6月、自粛緩和を経てようやく遅れた春が日本全国に訪れようとしている。

NEWoman横浜もそのひとつ。

思い返せば長い間工事が続いていた横浜西口。その殺伐とした風景がガラッと変わる瞬間、それが2020年6月24日(NEWoman開業日)なのではないだろうか。

 

「あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。あたらしい経験と出合う場所。」

がコンセプトのNEWoman横浜。

9階レストランフロアにオープンする<モダンメキシカン>レストラン

「COMEDOR DE MARGARITA(コメドール デ マルガリータ)」にお邪魔してきた。

代官山「Hacienda del cielo(アシエンダデルシエロ)」・丸の内「MUCHO(ムーチョ)」など東京の"オシャエモいメキシカン"を手掛けるHUGEが、横浜エリアで初めて展開するモダンメキシカンレストランが、このコメドール デ マルガリータ。

 

モダンメキシカンへようこそ

テンションを程よく上げてくれるテンポのいい音楽と、活気あふれる店内。外が大雨だったことも忘れさせ、気分を一気に変えてくれる、フロア全体の雰囲気にまず圧倒された。席につくなり、カラフルで可愛らしいメニューが到着。何にしようか…思わず浮ついた気持ちで選ぶ一杯目のドリンクはワクワクに満ちている。颯爽と運ばれてきたフォトジェニックなドリンクたちで、私たちの"あたらしい時代"にまずは乾杯!

▽(左から)メキシコブルーアガベ100%のテキーラがベースの「フローズン・マルガリータ ライム」 900円/テキーラの母と呼ばれるメスカルで作るカクテル「メスカリー」 700円/「メスカル・イ・マラクーヤ 」900円
ビビットなビタミンカラーであふれるドリンクは、アルコール度数以上(どちらもテキーラベース)に私たちの気分を上げてくれた。乾杯のお供には、 HUGEモダンメキシカンシリーズのシグネイチャーのフィンガーフード「ワカモレ・フレスコ」(950円)でぜひスタートしたい。
▽ 「柔らかいアボカドを選ぶのが美味しいワカモレのコツ」とのこと。つい選ぶ目も真剣に…!
▽ 先ほどまでまん丸だったアボカドはすばやく店員さんの手によってペースト状に
▽ 出来立てのワカモレはフレッシュさが命。チップスにたっぷりつけていただこう
店員さんとコミュニケーションをとりながら、自分の"ベストワン・アボカド"を選ぶ瞬間・目の前で具材を混ぜ仕上げていくクッキングライブ感はいつだって私たちを高揚させてくれる。
出来立てのワカモレは、驚くほど滑らか。アボカドのまろやかさと豪快にブレンドされた香味野菜の香りは、ついうっとりしてしまうほど。
 

メキシコのカラフル体験を横浜で!極彩色のカスタムタコス

コメドール デ マルガリータでしか食べられないメニューの中でも、特に外したくないのが「タコス・エンペラドール」(R 1,600円/L 2,800円)。黒とうもろこしとケールを練り込んだヘルシーな印象のトルティーヤと、スパイスを丁寧にブレンドして仕込まれた肉・魚・魚介のフィリングとたっぷりのお野菜が楽しめる一品。

見た目も華やか、まさに"タコスパーティ"のよう。緑色のカラフルなトルティーヤに思い思い、好きな具材を挟んでいけば自分だけのオリジナルタコスが完成。
野菜たっぷりだし、スパイスもふんだんに使われたフィリングはヘルシーな気分にさせてくれて罪悪感ゼロ。 大人数でぜひワイワイと囲みたい一品。トルティーヤが無くなっても、残ったフィリングはつまみとしてそのまま食べても◎
 

暑い夏にぴったり!メキシコ版チーズフォンデュ

コメドール デ マルガリータでしか食べることができないメニュー、もう一品は、「ケソ・フンディード」(1,900円)。溶岩石で作られた臼石の器にスパイスで味付けされた野菜がたっぷり入った、メキシコ版のチーズフォンデュ。目の前でとろ〜っとしたオリジナルチーズソースを入れてくれるパフォーマンスも。

▽パプリカ、ズッキーニ、ジャガイモ、ひき肉など食べ応えのある具材がゴロゴロ
▽フラワートルティーヤ(小麦のトルティーヤ)に巻いて熱々のうちに

スパイスがピリッと効いていて、思わずお酒も進んでしまったケソ・フンディード。山盛りのお野菜は食べ応えも抜群なので、お腹に余裕があるうちにぜひトライしたい。食べ終わる頃には、スパイスの効果かほんのり汗をかいていて、カラダがポカポカに。夏の暑い日にメキシコビールと合わせても、冬にも濃厚なチーズとポカポカスパイスに癒してもらえそうな一品。

 

陽気なメニューでテーブルを一気に盛り上げて

メインのメニュー以外のサイドメニューもどれも個性豊かなものばかり。特に印象的だったのは「ホッキ貝と国産マンゴーのアマリージョ・セヴィーチェ」(750円)。黄色い唐辛子のアマリージョを使ったさっぱりとしたラテン風マリネ。

▽ライムはお料理がテーブル届いてからギュッと絞ってさっぱり仕上げる

国産マンゴーのまろやかな甘みが、ホッキ貝との相性バツグンでびっくり。今まで料理してきて、この相性は全く思いつかなかった。ギュッと絞ったライムの汁と香りをアクセントに、いつもは和風なホッキ貝が、一気にラテン調のテイストを発揮してくる陽気な一品。

 

罪悪感なしのカラフルレトロなメキシカンスイーツ

ここまでお読みの方は、薄々気がついているのかもしれないが、私たちの止まらない食欲もなかなかすごい。というのも、心配することなかれ。HUGEが手掛けるレストランは

  • 化学調味料不使用

  • トランス脂肪酸ゼロ

  • 自然製法の塩を使用(精製塩不使用)

  • オーガニック砂糖使用

オールナチュラルなのが特長。それなのにお値段もリーズナブルでそして、目でも楽しめるお料理ばかり。食べていても罪悪感を感じない(食欲は別だけど)。

ということで最後はしっかりシメのスイーツでメキシカンな一晩のフィナーレを。

▽(左から)ピニャコラーダ・フラン(数量限定)950円 /マンゴーパッションチョコムース 650円 

「ピニャコラーダ・フラン」は一見レトロなプリン。でも、一口食べると南国を想わせるパイナップル・ココナッツの豊かな香りが一気に鼻に抜けてくる。まさに、南国カクテル「ピニャコラーダ」そのもの。パイナップルの果肉をしっかりと感じる、新感覚のジューシーでトロピカルなプリン。 「マンゴーパッションチョコムース」も、濃厚だけどさっぱり。軽い口溶けであっという間にペロリだった。

 

日常からのエスケープをレストラン体験で

久しぶりの電車、久しぶりの横浜、久しぶりの外食、久しぶりの友人との時間。

どれもがまるで「生まれて初めての体験」のような不思議な感覚に戻させてくれたこの日。お腹が膨れるまで食べてしまった。

お腹が膨れたのは何ヶ月ぶりだろう。そもそも自宅のご飯で「お腹が膨れるまで食べる」なんてことがなかった自粛期間。このお腹の膨らみが、『コメドール デ マルガリータ』での満足度を体現しているかのようだった。

 

『コメドール デ マルガリータ』が入る、NEWoman横浜9階のコンセプトは

 

Switch/日常からのエスケープ

 

まさに、エスケープだった。この日を境に、自粛期間を経た日本は一歩を踏み出した。新しい時代を生きる自分に、皆、この日を境に生まれ変わったばかり。自粛期間の悶々とした日々から、新しい時代へのスイッチの日。まさにぴったりだったと思う。
陽気で活気のある食体験は、明日からの自分をひと押ししてくれる。そんなお店。

▽(左から)HUGE広報の川上さん / わたし

わたし達をそんな「エスケープ」に招いてくださった、HUGE川上さんありがとうございました。
そして改めて、やっとやっと!新店オープンおめでとうございます。
 
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COMEDOR DE MARGARITAMODERN MEXICANO

 

コメドール デ マルガリータ モダン メキシカーノ

〒220-0005

神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜店9F

OPEN日:2020年6月24日(水)

※6月24日(水)~28日(日)全日12時までNEWoMan横浜はコロナウイルス感染対策として混雑防止のため予約制の営業

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#みんなでワイワイ #駅チカ #駅直結 #デート #女子会 #友人と 

#お酒が美味しい #無化調

 

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