相場の動きについて思ったことです
相場には敗者養成学校の要素があるように思います
相場の動きは大雑把に分けると
「持ち合い相場」と「トレンド相場」があります
トレンド相場をさらに分けると、上昇トレンドと
下落トレンドがあります

まず、持ち合い相場についてですけど
持ち合い相場では、方向感に乏しい動きですので
損きりした後に値を戻すということが
頻繁に起きます
また、利益を伸ばそうとしてると反転してきて
含み益を失うということも頻繁に起きるでしょう
つまり、持ち合い相場では、むやみに損きりせず
早めに利益確定という方法が意外と上手くいきます

でもこの方法をトレンド相場で使うと大変なことに
なります、
損きりしないと、含み損がドンドン膨らんだりします
また、早すぎる利食いは値動きの大半を
取り逃がすことにもなります
トレンド相場では損小利大という方法が上手くいきます

つまりどういうことかというと、

一般論として

持ち合い相場で儲ける方法
トレンド相場で損する方法

トレンド相場で儲ける方法
持ち合い相場で損する方法


という関係が成り立つと思います

そして、大きな利益というのはトレンド相場で
稼げる傾向があります

また、持ち合い相場とトレンド相場の割合は
持ち合い相場:トレンド相場=7:3
ぐらいかな、
市場によっても違うと思いますけど、
持ち合い相場の期間のほうがトレンド相場より
多いわけです
ここでは
持ち合い相場=ボックスだけではなく、方向感に
乏しい時も含めます

まとめると

持ち合い相場=期間が長い
トレンド相場=大きな収益機会、期間短い

持ち合い相場で儲ける方法
トレンド相場で損する方法

トレンド相場で儲ける方法
持ち合い相場で損する方法


こうなります

つまり、
期間の長い持ち合い相場では、トレンド相場で損する
方法を学習してしまう傾向がると思います、
そしてそれが、期間の短いトレンド相場で、
大きな損失をこうむったり、大きな利益を
取り逃がしたりする原因の一つだと考えてます

損小利大が難しいといわれるのは
ただそれが人間の性向に反してるからだけではなく、
別の理由があるからなんです

そう思います





持ち合い相場で、
損きりした後に値を戻すことが頻繁に起きると、
損きりするのがばかばかしいという気持ちがわきます
持ち合い相場で、
利益を伸ばそうと待っていると、
含み益が無くなり結局損きりということを
何度も経験すると、
利益は早く確定しなければ、すぐになくなってしまう
ということを学習するのです

そして、持ち合い相場で学んだ、
損きりするのはばかばかしい、
利益は早く確定しないとなくなってしまう
という、考え方が

トレンド相場で、大きな損失を被ったり
利益の大半を取り逃がす原因になるのです

つまり、持ち合い相場では、
トレンド相場で損する方法(持ち合い相場で儲ける方法)
を一生懸命学習するのです
そして、
トレンド相場では、持ち合い相場とはぎゃくに、
損きりははやく、
利食いはゆっくりと言うやり方が上手くいく傾向があります






ムカデに噛まれたら