こんばんは。
先日、祖母が亡くなり、昨日親族でお見送りをしてきました。
1か月半前までは、足腰こそ弱ってはいたものの、
頭はしっかりしていたし、食欲も旺盛で、とても元気でした。
ところが、胃腸炎にかかったのを機に、
自分の足で立ち上がることさえできなくなり、入院。
入院した1か月の間に、みるみるうちに衰えていき、
最期は眠るように亡くなったそうです。
享年92歳、大往生と言ってよいと思います!
祖母が入院してから、毎週お見舞いに行き、
亡くなった当日もお見舞いに行ってきました。
最後に祖母を見舞ったとき。
いつもは「ハー、ハー」ととても呼吸が苦しそうでしたが、
その日は呼吸も落ち着いていて、とても気持ちよさそうに寝ていました。
あまりに良く寝ていたので、起こすのもかわいそうに思い、
寝ている姿をただただ見ていたのですが、「ハッ」と祖母が目を開けたのです。
目を開けた祖母に、それぞれ少しずつお話しして、
祖母も何か言いたそうに口を動かして答えてくれました。
手もしっかり握ってくれました。
それから3時間も立たないうちに、眠るようにして亡くなりました。
今思えば、あのときハッと目を覚ましたのは、
祖母が最期のお別れをしてくれたのだと思います。
いつも実家に帰ると、そこにいるのが当たり前だった祖母が
もういないということが、いまだに信じられませんが。
今にも起きだしそうなくらい、とても穏やかな祖母の最期の顔を見て、
少しホッとしたのも正直な気持ちです。
子ども5人、孫11人、ひ孫8人に恵まれ、
それぞれにたくさんの愛情を注いでくれた祖母に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
もしかしたら、4歳の娘の記憶に残らないかもしれませんが、
できるだけ長く祖母のことを覚えていてほしいので、
これからも祖母の話をたくさんしていきたいと思います。
ありがとう、ばあちゃん!
天国で、じいちゃんやお友達とゆっくり過ごしてね。