「世の中は私を騙してる。」と一番最初に思ったのはいつだったかな。
印象に残っているのは「つるかめ算」。
小学校高学年の時に、授業であって、分からなくて、すっごく苦労して
「亀の足が4本だから~、・・・。」
と何で鶴と亀の足を私がこんなに苦労して数えなきゃならないんだ!!
とモンモンとしてましたが、素直で学校の言うことは正しい!と疑いもなく思っていました。
優等生でした。
そしたら、中学で連立方程式を習って、
「鶴亀算なんか簡単に解けるじゃん!!しかも、亀と鶴の足を思い浮かべなくてもいいし!!
最初から鶴亀算なんかじゃなくて、連立方程式をおしえてよ!」
と私は思いました。つまり、
「騙しやがったな!!」って。
このころから、学校に反抗的な、批判的な「ゆかりちゃん」になったわけです(笑)
それ以来、組織とか、制度とかを
「また、なんか騙そうとしてんじゃないの?」
と疑うようになりましたね。
だからこそ、一度も就職しなくても、20年間自営業で食べてこれたんだと思います。
吹けば飛ぶような個人事業主は素直で、信じやすいだけじゃ生きていけません。
そういう人を騙す人は沢山いるので、その人より物事を分かってないと、すぐに騙されます。
「素直が大切。人を疑うな。私を信じて!」という人は要注意です。
ただ素直で、信じやすいって、私にとっては悪いことなんですよ。
「すっごく疑ってるけど、信じる!」と宣言できることの方が大切に思います。
疑うだけの判断力と冷静さがあるけど、100%信じれる保証はないけど、信じる!
人生でもビジネスでも、これが大切。