今日は横浜ダンスコレクションを観に行きました!
現代アーティスト、名和晃平とダミアン・ジャレの振り付けのコラボのコンテンポラリーダンス。
複数の人間の肉体がグネグネと絡み合って、妖怪か怪物か異星人のよう。Σ(゜Д゜)
今まで見たことない人間の肉体の表情を見ました。
ダンスの間、頭部を観客に全く見せない振付が凄い。極限まで曲げられた腕や首によって隠してるんです!
頭部がないと、本当に「人間」という気がしない。「肉の物」となってうごめいてる。
私たちは顔によって、個人を識別するだけでなく、「人間」という同類であると識別してるんだと分かる。
肉の物となって、うごめく姿は不気味でありながら、ものすごくエロチックです。
AIの発達で記憶力や判断力が人間を上回り、人間を追い越すといわれたりしてますが、知性や判断力がAIより劣るとなったとき、人間はうごめくエロチックな「肉の物」の価値しかなくなるのか?
それとも、それこそが本来の価値なのか?
「肉の物」でありながら「考える葦」であること。
そうした二面性を同時にもっているから『人間稼業』は面白い♪
これからは自分のことを「考える肉」と考えよう。
追伸、フランシスコ・ベーコンの絵を思い出しました。
横浜ダンスコレクション
http://yokohama-dance-collection.jp