ゆっちの夫のJです。
いつも妻のブログを愛読いただき、励ましのお言葉、情報交換、と、妻のたわいのない近況報告などご愛読をいただきました皆様へこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
妻のブログ内では夫ちゃんで何回か出演させていただいておりましたが、皆様にははじめましてになります。すこし心の整理もできてまいりましたので妻(ゆっち)の旅立ちと少しだけ私目線の妻のことをお伝えしたいとおもいます。内容が支離滅裂でまた少しショッキングな内容も記載されておりますのがあらかじめご了承お願いいたします。
2021/11/28(日)その日の昼に「お父さんお別れの時が来たみたい、ありがとう」と、いつもの会話の中で穏やかに言ってくれました。「うんわかってる」と返したようなたわいのない会話だと記憶しております。昼過ぎに長女、次女、次女の許嫁3人に手をつなぎながら話をしていました。そして夕刻、私と長女の手を握りながら眠るように旅立ちました。
思い返せば、ゆっちはとても明るく、裏表がない、頭脳明晰、模範的な妻であり、母であり、またビジネスパートナーで、私にはもったいないほどの最愛の妻でありました。
ゆっちが51歳のとき胸腺がんステージ4Bとわかり、大変ショックで病院を出て駐車場の空を見たときに、真っ青な青空のはずが真っ赤な空に見えたことを今でも鮮明に覚えています。しかしゆっちは持ち前の明るさと積極さで、日本と次女がおりますパリを拠点に欧州、米州、アジアの11カ国、国内は四国八十八か所、沖縄、鹿児島、静岡、長野に旅行することができ、いろいろな世界を旅行して満喫し、旅行に行くことで免疫をあげることを実行しており、そのおかげで家族ともども毎日とても充実した時間をすごすことができました。
またこの時間で我々残された家族に伝えたい母親としてのロジックやナレッジをしっかり娘たちに伝授し、特にゆっち特有のお料理レシピーを娘たちに伝授してくれました。私には料理、皿洗い、掃除、洗濯、ゴミ出し、ワンちゃんの散歩はもちろんのこと、自分がいなくなってからのことも明確に伝えてくれました。しっかりと旅立ったあと我々が困らないようすべてがスムーズに進むように段取りとメッセージを残して行ってくれました。ゆっちはすべてのことを前向きにとらえていたことで、家族の絆がとても強くなりとても有意義な毎日を過ごすことができました。
ゆっちは人とのご縁をとても大切にしてまいりました。その意思を尊重しながら、今後は時間のある時に、このブログをゆっくり読み皆様のコメントを拝見しながら自分なりの正直なコメントを残していきたいと思います。おそらく意味のないコメントになると思いますが、少しでも家族目線の状況が同じ状況の方々にお役に立てればと節に願っております。
長文ながらお付き合いいただき感謝いたします。
それではだいぶ寒くなってまいりましたが、皆様におかれてはくれぐれもお風邪など召されないようご自愛ください。
ゆっちの夫ちゃんJより