そしてついに最後、下湯共同浴場に来ました。まぁ大げさに書いてますがここは僕が密かに蔵王で一番気に入ってる「招仙閣」さんのお向かいにあるので毎回通り過ぎていた施設になります（笑）。
ここから少し上に上っていくと「伊藤屋」「山形屋」「吉田屋」「おおみや旅館」「上湯共同浴場」と入浴済みの宿が目白押し。
さすがは蔵王（笑）
隊長久々の顔出し。そばに写っている赤い箱に２００円を投入していざ入場です。
入るとすぐに脱衣所。さらに浴室が丸見え。
質素で風情満点。共同浴場はこうでなくちゃいけません（笑）。木の浴槽には透明なお湯が張られていました。蔵王と言えば白濁の湯なんですが上湯のように稀に透明なお湯もあります。一口に蔵王温泉といってもたくさんの異なる源泉があります。
ここは本当に透明お湯なのかと思ったら違いました。しばらくお客が来てないせいなのか白濁の素、硫黄成分が沈殿したままになっていた様子。
なのでお湯に入って足元や浴槽の脇なんかをゴシゴシ擦ればたちまち白濁蔵王温泉の完成（笑）
蔵王の共同浴場はそれぞれ違った個性があります。ここ下湯はある意味蔵王の王道行ってる感じ。白濁していて強烈な硫黄臭、酸性度は高いですが意外にやさしいお湯です。上湯は透明なお湯で肌にキリキリくる当たりが強いような印象。湯温も一番熱いと思います。川原湯は独特の足元自噴で多少ヌメリがありやや透明なお湯でした。僕は気に入ったのですが加水されていたため隊長が激怒した記憶が蘇りました（笑）
未完成な蔵王温泉。
完成した蔵王温泉。
平成２８年４月１６日 山形県山形市 蔵王温泉 「下湯共同浴場」
泉質 酸性 含硫黄 硫酸塩ー塩化物泉
ｐＨ １．８
メタケイ酸 ２２４．７
溶存物質 ２０００
入浴代 ２００円
ｂｙ よっちゃん隊員