夏休みが近づくと、三者面談を思い出す。
おお兄の面談は長かった…
中2の時の担任は、定年間近の体育の男性教師。
その先生はタバコの臭いプンプンさせながら、踏ん反り返って椅子に座り、
「お前は何やってもダメだ。社会に出てもろくな大人にならん‼️」
なぜそんなことを言われたか。
期末テストで友達にガッツリ答案を見せてしまったんです。←見せる立場か?
もちろん、答えが合ってるわけもなく、すぐバレた
(*・艸・)
そこで呼び出された2人。
答えを見た方の生徒は小柄で可愛らしい男子。
ひたすら反省して謝ってみせる。
答案見せたおお兄は…すぐに謝ったとは言うものの、ふてくされてる様に見えたんでしょうね〜💧
一重なので睨んでるとか、ふてくされてると言われることがよくある。
そういう時って大概、本人はどう言っていいのかわからず困ってる状態なんだけど。
その事件があったときは、当然私も校長室に呼び出され、
「通常こう言った場合は0点になるんですが、内申書にも関わってきます。どうしますか?」
と言われ、
「0点にしてもらって構いません。本人の責任なので。」
と言った。
何教科かあったので、その時点で推薦は消えた😑
そんな中での三者面談。
「○○はええ子で。すぐ謝った。ああいう子は社会に出ても可愛がられる。お前はダメじゃ。将来ろくな大人にならん‼️」
その場では黙って聞いたけど、家に帰ってだんだん腹が立ってきた🤯
「なんなの‼️あれ😤
将来のことなんかわからんじゃん‼️
うちのおお兄のこと、どれだけ知っとるん?
おお兄❗️立派な大人の姿見せたれ❗️
将来、見返したれ。
あんな踏ん反り返った態度で、自分がどれだけ立派な大人なんか、教えてほしいわ」
「ママ、落ち着いて😅」
逆におお兄になだめられる始末。
この光景、前にもあった様な…
あ、私が高校生の頃。
今から40年も前の話。
校内暴力とか学校が荒れまくってた時期。
金八先生の腐ったみかんの話、知ってますか?
不良生徒を腐ったみかんに例えて、
【腐ったみかんが1つあると周りもどんどん腐っていく。だから腐ったみかんは取り除かないといけない】
というもの。
私が行ってた高校は新設3年目。
全学年揃って、これから学校の評価が決まる頃で、全てにおいて厳しくて、考えられないような細かい校則ばかりだった。
そんな中、ちょっとした校則破りが重なって、呼び出された母の前で生徒指導の先生に
「お前はみかんを腐らせる害虫だ」
と言われた😂
腐ったみかんじゃなくて害虫⁉️🪳
先生、それ間違ってる…(*・艸・)
そんなこと考えてる私の横で、ひたすら頭を下げてた母。
気まずく歩く帰り道。母が珍しく
「喫茶店に寄ろう。」
2人でお茶をしたとき、(叱られるかな〜)と憂鬱だったが、母の口から出た言葉。
「害虫呼ばわりするなんて、人の子をなんだと思ってるのかしら😤」
そして、私に対してひと言も叱らなかった。
それが逆に身に沁みた。
そこからは真面目に学校生活を送ることができた。
私が何をやっても母は私の味方なんだと確信できた。
この親にしてこの子あり(*・艸・)
どちらにしても、親は子供の一番の味方✨
害虫から産まれた息子はろくな大人にならんというお話でした。
↑↑↑そうじゃない




