ビーチでのポートレート撮影を成功させるルール

 

サンディエゴ在住の日本人フォトグラファーのYukaです。カリフォルニアのサンディエゴと言えばビーチが有名な街でもあり、撮影のご依頼を頂くことがとても多いです。現地に在住の方、日本に本帰国される前に思い出として撮影される方と実にさまざまですが、海での撮影は光が強すぎてしまったりと苦手とご相談頂くことが多いです。私も何度も失敗を繰り返し、このルールに辿り着きました。今日は簡単にビーチでのポートレート撮影を成功させる為のいくつかルールをご紹介します。

 

ビーチ撮影と言っても、色々な写真のスタイルが世の中には存在しています。最近の私のスタイルは、「ソフト、リラックス、クリーミー、ミュート、フィルムルック」を意識しています。このようなスタイルを撮るには光がとても重要です。そしてビーチで撮影する際にはタイド(潮)のタイミングを計算するのもとても大切です。

 

 

 

 

1. 光

 

サンセットの1時間前後をゴールデンアワーといい、必ずこの美しい光のゴールデンアワーに撮影します。早すぎても遅すぎてもダメなのです。朝日も柔らかくて好きなのですが、やはりゴールデンアワーの光にかなうものはないです。周辺に建物の高さ、木、障害になりそうなものがある場合はサンセットの1時間半くらい前から撮影を開始します。ですがほとんどのサンディエゴのビーチは障害物はないのでサンセットの1時間前くらいからスタートします。太陽が沈んだ直後のブルーアワーも合わせて撮影できます。空がブルーとピンクに染まりとてもキレイです。この条件は晴れた日のルールで、曇りの日のルールはまた別の機会にお教えします。

 

Sun Tracker AR というアプリを使って太陽の位置を確認したりもします。

 

2. タイド

 

そしてビーチでの撮影はいつでもどこでも撮れるわけではないのです。ビーチの砂浜の長さにより必ずロータイド(干潮)ではないと撮影できないビーチがあります。ハイタイド(満潮)の日に海行き砂浜がほとんどなくて波に引っぱられるように怖い経験をしたことはないですか? 特に小さいお子様のいる撮影の時は、安全第一で必ずロータイドの時に撮影を行なっています。またロータイドの時は砂浜がピカピカと反射してとてもキレイです。反射もまた撮影時間が早すぎると白飛びしてしまうのでビーチでの撮影はなかなか加減が難しいのです。ロータイドではないと撮影できないの?と思われるかもしれませんが、心配無用です!ロータイドではない時でも撮影可能なビーチもサンディエゴにあります。

 

 

3. 光とタイドで計算

 

以上2点の光とタイドをふまえて、ゴールデンアワーと潮の満ち引きをグラフを見ながら睨めっこして計算します。毎回漁師にでもなったかのような気分で計算です。タイミングが完璧な日を割り出すと1ヶ月の中でゴールデンアワーと干潮の時間がぴったりな日はとても少ないのです。驚くことに全くそんな日が存在しない月もあります。余談ですが、ゴールデンアワーとタイドが表示されるアプリは今だに存在しないようで、私以外には需要はないかもですが、プログラマーの夫にアプリを作ってくれないかと相談中です。笑 いつの日かの完成を心待ちにして今は船乗りのように頑張ります。

計算するのに使用しているウェブサイトをご紹介します。

 

 

4. タイドは何フィートまで?

 

何フィートまでだと撮影に適しているか?ですが、私の中では3フィート以内。ベストは限りなく0フィートに近いかマイナスだと完璧です。3フィートを超えてくるとサンディエゴのビーチには海藻が落ちていることが多い印象です。海藻は黒々としているのに、写真映えしないので避けたいところです。

 

サンディエゴファミリーフォト



 

 

今度ビーチに行かれる時は是非ご参考にしてみてください!

 

サンディエゴフォトグラファー 

Yuka Schad Photograpphy

(ユカ・シャッド・フォトグラフィー)