『STORY ;STORY』無事終演いたしました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!!



今回、初の主演、そして初めて劇中歌を書き下ろす、という貴重な経験をさせていただきました。

いやぁ…こんなに大変だとは思いませんでした。
普通に作るときのように、自分の思うことを書けばいいだけではなくて、作品の最後で奏というキャラクターが歌うということ、奏にとって3年ぶりに書いた新曲であるということ、どうしてもタイトルに込められた意味や、STORYというあまり本編では出てきていない部分を回収したかったし、奏の成長や前を向いた様子が見えるものにしたかった。
そういうことを考えていたら、全然まとまらなくて、どれだけ言葉を書いても使えないものばかりだったし、そんなんできるのかな、私考えすぎなのかなって、結局3回くらいまるまる書き換えて完成しました。
完成が遅くて、音源の形にするのはもっと遅くて…何度も直して、共演者にも音響さんにもご迷惑をおかけしました。
でも奈良岡さんが、私が納得いくものを作っていいって言ってくれたことが本当に救いで、あおさんや深澤さんが力を貸してくれたり、CDのパッケージにするにあたっては、スタンプを押したりCDを入れたりなどの作業をみんなが開場前に手伝ってくれて…本当に人の優しさがたくさん感じられて、心に染みました。
いつもの私の曲よりも、聴いてくれる人への優しさ成分多めな曲になったと思います。笑



それだけ悩んで想いを込めて作った曲は、舞台は、たくさんのお客様に喜んでいただけて、素敵な感想をたくさんいただきました。「生きる希望をもらいました」(だったかな?)って言ってもらえたときには、あぁ、このお話で伝えたいこと伝わったんだ、と思って泣けました。
あぁ、このためにやってきたんだなぁ、この嬉しさのためならまた頑張れるなぁと思いました。

稽古の合間、本番までの時間、私の歌がいろいろなところから鼻歌で聞こえてくる日々は、本当に幸せでした。
みんなそれぞれ個性的で、稽古から笑いが絶えず毎日楽しくて、なんかいつでもそこにいてくれる感じがして、終わってしまって寂しいんだけど、なんかすぐ会えそうな気もして…という不思議な感覚です。









お芝居にがっつり取り組むの楽しかった。もっとやりたい。やっぱりこういうお芝居が楽しい。投げたら投げ返してもらえるの、受け止めてもらえるの、楽しかった。もっと上手くなりたい。そう思いました。

歌に関しても芝居に関しても、たくさん勉強させてもらいました。
どちらももっともっとやりたいと思いました。
残念ながら今回観に来られなかった方にも、いつか会場でお会いできますよう、引き続き活動していこうと思います。



Piu Delta Projectのみんな、スタッフさん、そしてご来場くださった皆様…
本当にありがとうございました!!