さいきん、

ご飯を食べるときにテレビやYouTubeをつけないようにしています。

音楽もかけずに。

ただひたすらにもぐもぐ食べる。

ひたすらに味わう。

そうすると、

ご飯の味がとても鮮明に感じられてくるのです。

美味しいの感度が爆上がりする。

一人で食べるときはもちろん、

誰かと食べているときも一瞬の隙を突いてご飯の味に集中してみる。

そうするとやっぱり普通に食べるよりもっと美味しくて、

一緒に美味しいものを食べている時の嬉しさも爆上がり。

 

 

今日の晩ご飯の途中、どうしても気になることができてスマホで調べ物をしました。

ほんの数口分くらいの間(お行儀が悪いのは目をつぶっていただいて)。

調べ物が終わってスマホを脇に伏せて口に運んだ次の一口がその前の数口と劇的に違って。

びっくりした。

調べ物をしているときに感じていたのはぼんやりとしたご飯の味。

調べ物が終わって感じた一口はその5倍くらい鮮やかで。

「美味しい!」って思わず声が出た。

 

これは先日食べたオムレツ。チーズたっぷりリクエスト。

 

 

味わって食べているとその間に受け取れる情報が何倍にもなるのだとしたら。

味わうことに集中しないで食べてるのって美味しさを取りこぼしていないかい?

そんな風に思う。

香りも同じで、

ただひたすらに一つの香りに集中してみる。

頭の中を空っぽにして。

そこで受け取れる香りは普段何となく嗅いでいる香りの何倍になるのだろう。

だから私はワークショップが好き。

みんなで無心になって香りを感じているあの空間が大好きなんだ。

意味もない、正解もない、ただ香りを感じる感覚だけがある。

そこから生み出されるものはどれも素敵。

それが体験できるのが香りのワークショップなんだなぁって考える。

来年はいっぱいワークショップをやって行くよ!!!

抱負。

 

(抱負ってさ、何で負けを抱えるって言うんだろうねってふと思って調べてしまった。日本語は奥が深い・・)