申し訳ないくらいに予備知識が無かった私は、中華門が何たるかを全く知らず、
横浜中華街の入り口にある門のようなものだと思っていた。
南京生活を初めて2週間程経った頃に、日本から友人がやってきた。
友人の事前リサーチによると、中華門と城壁は一見の価値有りだそうで、
確かにガイドブック上でも大きく取り上げられていた。
というわけで、やってきた!
あら、明?

そう、明。
“市内中心部にあたる区域をぐるりと取り囲んで造られた全長33,676km、世界最大の規模を誇る南京城の城壁。古代軍事史上重要な標本としても興味深いこの城壁は、1366年 明の皇帝・朱元璋(1328~1398)が都を南京に定めた後、全国各地から工匠、工夫としての罪人など百万人余りを動因して建造させた。30余年の歳月を経て、1391年に土で固めた全長60kmの外郭を、その2年後1393年にはこの城壁を完成させている。都市部の中核を成すのは、現在『明故宮』と呼ばれている『紫金城』で、北京のそれは南京を模して作られたという。”(chinavikiより)
中華門は南京城最大の城門で、3000人の兵士を配備することが可能だったという。
要塞と呼んだほうがしっくりくる。
写真を撮り忘れたが、門の真下には洞窟のような空間がいくつもある。
ひんやりと冷たい空気が流れるこの暗闇の中で、何千人もの兵士が
戦いに備えて息を潜めていたのだろうか。


下の写真をよく見ると、文字が刻まれているのがわかる。
積み上げられた石の一つ一つに提供者の名前や所在地等が刻まれ、
万一不良品であった場合は該当者が処分されたのだという。
徹底した管理ぶりに舌を巻く。


600年以上も前にこのような巨大建造物を作り上げたことに感銘を受け
「さすが中国の皇帝はスケールが違う!」などと言い合いながら城壁の上まで登っていくと…

巨大な提灯と

愉快な仲間達が登場。
明代と何らかの関連性があると思いたかったが、明らかに西洋風の人形は
歴史を感じさせる城壁とは相容れない雰囲気だった。
チケット売り場のおばさまによると、この時期はライトアップされたこれらの人形や提灯が見られるとのこと。
きっとものすごい派手なのだろうと思うと、見てみたい気もする。
そんな城壁の隙間から、ふと道路を見下ろすと

色とりどりの風船をしょった男達が、猛スピードでこちらへ向かっていた。
【交通アクセス】
地下鉄1号線「中華門駅」下車後、徒歩15分。
33路のバス「中華門内駅」下車後、徒歩2分。








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