先日OfficeENDLESSproduce
『四谷怪談』
を観劇してきました。
題名からして恐怖でしかなくて
チケット確保したのはいいけど
最後まで行くのを悩んでました。
ただ、ファンミやTwitterで
谷口さんから「怖い舞台ではない、
四谷怪談の真の姿を見届けて欲しい」
と言う言葉に動かされて急遽千秋楽へ。
お譲りいただいた席がまた神席で。
通路脇だったのでもう幸せでした(笑)
物語としては、もちろん鶴屋南北
の四谷怪談。と、現代で起きた
北九州監禁殺人事件
↑は閲覧注意です。
を題材にしてました。
時間枠がふたつあって
四谷怪談+忠臣蔵
そして北九州監禁殺人事件
それぞれテーマは恐らく愛
なのかなー。
言葉にするのは本当に難しいです。
四谷怪談は伊右衛門が最後まで
お岩さんを愛していたというお話。
そして赤穂浪士の一人だったと。
他にも清水一学や大石内蔵助、
堀部安兵衛、吉良上野介、浅野内匠頭
が出てきましたけど。
清水一学、大石内蔵助、伊右衛門
は全員お岩さんを愛していて、
お岩さんを殺そうとした伊右衛門を
許せなかった清水一学。
心の底から愛していたからこそ
守ることしか出来なかった大石内蔵助。
本当は愛していたのに気づくのが
遅くなってしまった伊右衛門。
三者三様の愛の形がそれぞれ
儚く苦しく表現されてたなーと。
大石内蔵助の台詞で娘のクウに伝える
「人は人を好きに
なるから生きていけるんだよ」
「恋をしなさい」
という台詞にもう涙腺刺激されて
一人で途中からハンカチを
口に当てて嗚咽零さないように
するのが必死だったのです(笑)
殺陣のシーンでも
大石内蔵助かっこよすぎて
「かっこよすぎるよおおお」
の涙がまた出てきて(笑)
お岩さんが伊右衛門に
首がとんでも追いかける
って言うセリフも怖い意味でなく
首がとんでも貴方の元に
行きたいくらい愛してる
って意味なのかなーとか。
口ではうまく言えるのに言葉にできない!
そして現代の方はどちらかというと
人間の汚い部分のイメージ。
誰かを陥れることで自分が助かる。
自分が一番だから死にたくない。
家族の絆なんて無力でしかない。
そんな内容でした。
ただ、最後の妹夫婦のシーンで
旦那さんが奥さんを殺すんだけど
その時にこれ以上奥さんを苦しめたくない
その心で殺すんだけれど、
そこのシーンがすごく痛かった。
電気コードを手渡す少年役の
北村諒くんがうっすら微笑む姿が
不気味で鳥肌が立ちました。
犯罪に加担をすると
それが慣れてきてしまう。
自分を守るためだからと
人を陥れる感覚が麻痺する。
犯人が大きな声で
「お前らも共犯なんだよ!!」
って言った時には自分に
言われてるみたいで
すごく怖かった。
そして、犯人(吉良上野介)の言葉
「テメェを守れるのはテメェだけだ」
その言葉を発した直後に
大石内蔵助が切りつけるんだけど、
人を愛して守ることを貫いた
『四谷怪談』と、
人間の汚い部分を出して
自分を守るために愛を無くした
『北九州監禁殺人事件』
その二つが初めて交差し、
否定するかのように切られたのが
印象的なラストシーンかなぁ。
たぶんどちらも人間で
どちらも身近に感じる感情だからこそ
リアルで怖くて痛かった。
あれで大石内蔵助が
かっこよくなければメンタル
ボコボコにされて帰ってきてた(笑)
でも色んなものを持っていかれる
色んなことを考えさせられる
そんな舞台だったのかなーって。
大石内蔵助の愛が痛いほど伝わるから
余計に涙しか出なかったのよね。
何度も横通ったから
めちゃくちゃ匂いかいだよ!!
せめて気分紛らわそうと思って!!!
谷口賢志いい匂いだったよ!!!
っくしょー!!←
アメスタプレミアムも見れたし
コメント拾われて。。
迂闊に言ったものがまさかの
大ウケでTwitterでも褒められた(笑)
最後にきたむーと谷口さんに
名前も呼んでもらえて。
きたむーのアメスタだったから
谷口さん名前呼ぶのやめちゃったから
最初に呼んでもらえてラッキーでした♡
次は雄也くんイベかー。
チケないからお留守番組だけど、
その日は何も考えないことにする!笑
それではまた( ´ ▽ ` )ノ