皆さんは洋服を選ぶときに、何を基準としていますか。その場にふさわしい

自分に似合っている、見た目が良い、動きやすい、自分が好きな色やデザインなどを考えることでしょう。また、見につける服について気をつけたいことは、清潔感、配色やデザインなどのセンスの良さなどかと思います。好印象を与える物であることも大事でしょう。ファッションは自分の為だけでなく、見てくれる人の目を楽しませるという認識も持つといいようです。

 

最近の服装の流れは、実用的で気軽なものに傾いているように思います。貴族や平民といった身分制度が無い社会だからこそ、誰もがカジュアルな服装を楽しめるのでしょう。それはとても素晴らしいことだと思うのですが、気軽さも行き過ぎてだらしなくなってしまうのは残念です。着る物で気持ちもシャンと引き締まるように、人前に出る時にはある程度の緊張感を持ち、品位を高める服装であって欲しいと思います。


最近、お洒落な年配女性のファッション写真集が話題になっていますが、本の中のステキなマダム達は次のようなことを語っています。


「人生もファッションもひらめきが大切だと思う」

「おしゃれをすることは人生を謳歌すること。人生を楽しまなくちゃ!」

  少し目立つ服装をすることは勇気がいりますが、誰のものでもない自分だけのセンスで自己表現するという生き方は、とっても素敵だと思います。

 

 先日コンゴ共和国の「サプール」と呼ばれる人々のテレビ番組を見ました。彼らは多額の給料を洋服につぎ込んで、目いっぱいのおしゃれを楽しみます。エレガンスを追求し、最高に気取ってステップを踏んで街を歩くのです。それは武器を買わないという平和の象徴であり、日常の辛さを忘れさせるものでもあります。彼らは「良い服は自信をつけてくれる」、「素敵な服は夢と希望」、「素敵な服は理想の自分に近づけてくれる」とも語っていました。


 自分も見る人も心地よいファッションで、より人生を楽しみたいものです。

女性に限らず、男性も是非おしゃれを楽しんでください。


心に響く言葉

 服装や身だしなみを整えておくのは、日常生活で

あなたが出会うすべての人に敬意を表すことなのだ

                 ジェニファー・L・スコット