1月9日(火)
昨晩はチェコの風を感じに🇨🇿
プラハ交響楽団のコンサートでした。
今回の目玉は牛田君のラフマニノフ。
そしてチェコの音色で聴くドヴォルザークの新世界。
指揮者はトマーシュ・ブラウネルさん。
今回はA席を購入。13000円でした。
3階のRBF列1番。
前にも隣にも席がなく、何にも邪魔されず舞台を見下ろすことができる、なかなか良い席が取れました!
1万円で買えるB席とも迷ったんですけどね…
あまりにも後ろの席だったので。ちょっと奮発
でも、この席なら課金した甲斐がありましたよ!!
【本日のプログラム】
○ドヴォルザーク/「伝説」より第三曲
第三曲のみだったのでオープニングのような短さでしたが、『まずはプラハの風をどうぞ!』といわんばかりの演奏で始まりました。
序盤で思い切りチェコの音色を楽しめて会場中がもうワクワク☺️
チューニングの時点で弦楽器の音の厚みに驚きましたのなんの…
○ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 Pf.牛田智大
牛田君が舞台に登場してからの一声は「細っ‼️」
本当にこの華奢な体でラフマニノフを演奏できるの?と心配になるほど。。
そして同時に感じたのが20代前半とは思えぬ哀愁。
その哀愁は、音となってラフマニノフの美しさを引き立てていました…
プラハ交響楽団のあのボヘミアンな響きと、牛田君の繊細で透明な音色。
合うかと言われればわかりませんが(笑)
ラフマニノフの世界を十分に楽しめました
牛田君はまだまだお若いですね。
良い意味で演奏に若々しい透明さがあって
きっと歳を重ねる毎にもっともっと深みも増してくるんだろうな…と、楽しみになりました
○ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
正直、めちゃくちゃ楽しかったのがコレ❗️
なんていうんでしょう、オケ全体が気持ちのままに(人間のままに?)奏でるドヴォルザークの音色が、もう日本人がどう頑張っても出せない空気感と音色と響きを出しておりました、、、完敗でございます。笑
途中からもうそれしか目に入らなくなってしまうほど印象的だったのがティンパニー奏者のルボルさん。
もはや対角線上にいるもう一人の指揮者?!
と思ってしまうほど全身フリフリ、ノリノリ…
もう、楽しくて仕方ない‼️っていうのが音にも身体にも表情にも溢れすぎていて。ここぞという出番の時はいつも腕まくり腕まくり…からの!
いやちょっと目立ちすぎ
でもね、音色は出しゃばっていないんですよ。
そこが流石!と思ってしまいました。
ファンが多いのか?今日のでファンになったのか?
終演後奏者達が舞台から個々に退場する時、ルボルさんだけ会場中から拍手頂いてましたね
そんなの初めてみた!
アンコールはやはりドヴォルザーク攻め。
スラヴ舞曲、10番はくると思ってました
牛田君のヴァカリーズも心が洗われました…泣
なんだかお腹いっばいなコンサートでした
《おまけ》
芸劇の前のイルミネーションが綺麗でした
それではこのへんで。おやすみなさい