20世紀少年<第2章> 最後の希望を朝一で見てきました。
前作から5ヶ月。待ちに待った第二章です。
前作は1997~1999年を軸に、1969年ごろと2015年を行き来しながら
いくつもの出来事を拾ってオーラス1999年血の大晦日へなだれ込みます。
その細かなエピソードのつなぎ方がわかりにくいという
批判もあったのでしょうか、今作はケンジの姪“カンナ”を
軸にして、全編カンナの物語としています。
しかもいたずらに時系列を行き来することなく、
ちゃんと時間順にエピソードを並べているので、
わかりにくいということはないでしょう。
その分前作のように、テンポ良く1曲1曲が盛り上がる
コンサートのような楽しみはありません。
そのかわりに、“ともだち”に関するなぞを追いかける
サスペンス色が強くなっています。
もちろん三部作の真ん中なので、全てのなぞを解くわけにはいかない。
その消化不良の部分を、カンナのもとにかつての同士が
それぞれの障害を乗り越えて集まってくるストーリーにして、
映画として楽しめるものにしています。
一章のような映画栄えする大スペクタルシーンはなく、
2015年の世界観を構築するためにCGのリソースを使い、
映画栄えするシーンは群集シーンのみなのは少し寂しいが、
カンナ役の平愛梨ちゃんも多少つたないところがあるものの可愛いし、
オッチョの豊悦もそのビジュアルを生かしてカッコイイ。
(あんな56歳いねぇぞというツッコミは置いておいて)
良く見れば常盤貴子さんや香川照之氏の特殊メイクも凝っていて
それなりに見所のある映画になっていますよ。
相変わらずテレビ上映が前提のテレビ画面比率の画面なのは
映画館で見ている気分をそいでしまう。
せっかくストーリーが映画的になってきたのだから、
画面の方も映画ならではの使い方があっても良かったんじゃないかなぁ。
前作から5ヶ月。待ちに待った第二章です。
前作は1997~1999年を軸に、1969年ごろと2015年を行き来しながら
いくつもの出来事を拾ってオーラス1999年血の大晦日へなだれ込みます。
その細かなエピソードのつなぎ方がわかりにくいという
批判もあったのでしょうか、今作はケンジの姪“カンナ”を
軸にして、全編カンナの物語としています。
しかもいたずらに時系列を行き来することなく、
ちゃんと時間順にエピソードを並べているので、
わかりにくいということはないでしょう。
その分前作のように、テンポ良く1曲1曲が盛り上がる
コンサートのような楽しみはありません。
そのかわりに、“ともだち”に関するなぞを追いかける
サスペンス色が強くなっています。
もちろん三部作の真ん中なので、全てのなぞを解くわけにはいかない。
その消化不良の部分を、カンナのもとにかつての同士が
それぞれの障害を乗り越えて集まってくるストーリーにして、
映画として楽しめるものにしています。
一章のような映画栄えする大スペクタルシーンはなく、
2015年の世界観を構築するためにCGのリソースを使い、
映画栄えするシーンは群集シーンのみなのは少し寂しいが、
カンナ役の平愛梨ちゃんも多少つたないところがあるものの可愛いし、
オッチョの豊悦もそのビジュアルを生かしてカッコイイ。
(あんな56歳いねぇぞというツッコミは置いておいて)
良く見れば常盤貴子さんや香川照之氏の特殊メイクも凝っていて
それなりに見所のある映画になっていますよ。
相変わらずテレビ上映が前提のテレビ画面比率の画面なのは
映画館で見ている気分をそいでしまう。
せっかくストーリーが映画的になってきたのだから、
画面の方も映画ならではの使い方があっても良かったんじゃないかなぁ。