『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ Vol.1 』
早速、借りて見ましたよ~。

テレビシリーズなんで、映画と比べてチープなのは仕方ないけど、
T2やT3の様な大型車による大量破壊がないだけで、
建物を壊すターミネーター同士の戦闘なんかはT2ばりにあります。

むしろ、泥臭いターミネーター同士の肉弾戦が楽しめる分だけ、
T3よりもオリジナル(シリーズ本来のクリエイターである
ジェームズ・キャメロンが監督した1と2)に忠実ですね。

それは出演者こそ違いますが(まぁ1は25年も前画、2も18年前ですから)
設定も世界観もT2のその後と忠実に再現していていることでも明か。

このドラマではT3はなかったことになって話が進んでます。

てか、次回公開されるT4はこのテレビ版が下敷きになっているようで、
T3は見事に抹殺されてしまいます。

まあ、T3はジョンの年齢を間違えてたり、回避したはずの戦争が起こってたりという
デタラメ満載でしたから、こっちの方が納得できますね。

まぁ、こっちも最終戦争は回避されていないのですが、
ちゃんとエクスキューズがあって、メインの開発者のダイソンが死んだおかげで、
30年後ろにずれたことになっています。

で、その謎を追うこともこのシリーズのテーマのようです。

また、キャラクターも魅力的で、サラ・コナー役のレナ・ヘディは美人だし、
ジョン・コナー役のトーマス・デッカーもわりとハンサムで、
1のエドワード・ファーロングの美少年ぶりには及ばないものの、
T3のニック・スタールの醜男よりよほど正統です。

まぁターミネーター、キャサリン役のサマー・グローは
容姿こそT3の敵役T-Xのクリスタナ・ローケンには遠く及ばないものの、
瞬きせずに戦う戦闘シーンといい、とても良いです。
ティーンエイジの可愛さもあり、ミニスカートも似合っているのでOKでしょう。

そして敵のターミネーターは3体くらい出てくるのかな。
それぞれ別人なので、逆にそれがリアルです。

シュワちゃんのいないターミネーターなんてと思われる方も多いでしょうが、
やはりターミネーターは俳優のものではなく、本来のクリエーター
キャメロン・ディアスのものだったと良くわかりますよ。

だって、彼へのリスペクトがこのテレビシリーズの原点ですから。
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ Vol.1 』
騙されたと思って観て下さい。面白いですよ。

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます