いやぁバカですね~。ホント気持ちイイ馬鹿っぷりです。
ないがって、『シューテム・アップ』ですよ。

とにかくガンアクションとガンアクションの間にドラマがあって、
なんとか映画としてのストーリーが繋がっているという程度。

もうほとんどお馬鹿っぷり全開のがんアクションのオンパレードです。

しかも、主人公のクライヴ・オーウェン演じるスミスは
なぜか自家栽培の人参が主食(というか人参中毒)という男ですから、
それが出て来た冒頭のシーンで、「男たちの挽歌」ばりの
渋いガンアクションは期待できないということはわかります。

そういうのを期待していた人はこの時点で、ハイさようならです。

私はその時点で自分のチャンネルを切り替えて、ポテチモード。
ソファーの上で寝っころがりました。

ガンアクションは、スカイダイビング中のガンファイトとか、
トラップを使ったガンファイトとか、いろいろ考えてます。

特に壁の向こう側にいる敵を撃つ方法は幾通りも出て来て思わずニヤリ。

ただねぇ、この手の映画で、なぜか主人公にだけは弾があたらないという
お約束は問題ないとしても、マシンガン乱射されているのに
隠れもせずにまっすぐ走っているだけってのは、いくらなんでもねぇ。。。


それから、かつて世界一の美女と呼ばれたモニカ・ベルリッチが
売女役で出てきます。

この人、その容姿からわりと医者とかなんかのエージェントとか
わりとクールな役所が多いのですけど、私的にはこういう売女が
とても似合うと思いますねぇ。

もう四十台も半ばなんですけど、胸の谷間全開で頑張ってます。

それにしてもセックスしながらのガンファイトには笑うしかなかったです。

とまぁ、『シューテム・アップ』は大バカ野郎の低俗なクズ映画ですけど、
好き者にはたまらん、何度見ても飽きない1本になるでしょう。


最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。