「禁断の果実を食べた者は苦しみながら生きていかなければならない」
2年ほど前からファンだった雲の上の君とちょっとしたきっかけで出会う事ができた。
とても嬉しくて信じられないほどだった。
リアルで会えるだけでもすごく夢のようなのに、「ファン」という気持ちから
だんだん別の感情が芽生え始めた。
でもそれは君には何も求めず、「君を守りたい」という愛情だった。
見返りを求めない無償の愛のつもりだった。
君に優しくされるたびに私の中の愛情もどんどんエスカレートしてしまい、
いつしか流れに任せるようになってしまった。
そして禁断の果実を知ってしまった私は君を守ることができなくなった。
「君を闇から解放したい。君の盾になりたい。君を守りたい」
そう思っていたはずなのに、私は結局君の闇を深くしてしまった。
この罪を一生償うと胸に誓って生きていく・・・。