【10月8日 AFP】香港で8日、キャセイ航空のボーイング747型機がラストフライトを行い、市内上空を低空飛行し、香港に別れを告げた。

 

 キャセイ航空がボーイング747型機を導入したのは1979年。CX8747と設定されたボーイング747型機の最後の便は、ビクトリア・ハーバーや啓徳空港跡地の上空を低空で飛行。かつて同空港に着陸するのに高層アパート群の上を低空で飛行したスリリングな光景を思い起こさせるものとなった。密集する高層ビルと山々に囲まれた中を低空で飛行し着陸する啓徳空港は、1998年に閉港されるまで、着陸が最も難しい空港として知られていた。

 

 同航空によると、お別れ便に搭乗するために、従業員約300人が747香港ドル(約9900円)を寄付したという。

 

 キャセイ航空のボーイング747型機の最後の商用飛行は、1日の東京・羽田空港発香港行きの便だった。

 

https://rutube.ru/video/46b9e23495e5b79695f1e496092a134c

 近年、沖縄県内で「独立論」が活発に議論されるようになった。きっかけとなったのは、米軍普天間基地の移設問題や、高江のヘリパッド建設強行である。

 2013年12月、仲井真弘多知事は公約を翻し、政府の辺野古埋め立て申請を承認したと発表した。多くの県民がこれに怒り、翌14年11月の知事選では、埋め立て反対派の翁長雄志氏が大差で仲井真氏を退けた。この県民の意思を反映して翁長知事が埋め立ての承認を取り消したところ、国は「無効」と裁判所に訴え、今年9月、福岡高裁那覇支部は国の主張を認める判決を言い渡した。

 選挙で選ばれた知事が民意に従って行動すれば違法になるという――民主主義を否定する日本政府と裁判所の判断はめちゃくちゃだ。沖縄県民が反発するのは当然で、この県民の怒りを代弁した糸数慶子・参議院議員は外国特派員協会の会見でこう訴えていた。

 

「県民の中に、これ以上自分たちの思いが届かず、自己決定権すらないのであれば独立を、との動きがあるのも事実」

 数年前に沖縄の地元紙「琉球新報」主催の政経懇話会に招かれた際、「琉球新報」の社長や大田昌秀・元県知事と懇談した。その時、話が沖縄独立論に及び、大田元知事は「これはちゃんと勉強しなければならない。自分は今、勉強中だ」と話していた。「琉球新報」の社長も、講演に集まった沖縄の政財界の著名人の前で「今日から私は沖縄独立論を主張する」と断言していた。

 沖縄では今、辺野古移設や高江のヘリパッド建設に反対する「島ぐるみ運動」も独立を訴え始めたほか、国連の先住民族擁護の流れに乗ろうとする「先住民族派」や、13年5月に発足した「琉球民族独立総合研究学会」も独立を唱え始めている。もはや沖縄独立論は一部の人が、酒席などで持ち出す与太話ではない。沖縄で政財界の中枢にいる人々が真剣に論議する段階に入ったのだ。この問題に火がつけば、琉球処分や沖縄戦など、過去の問題が再燃する。尖閣という無人島で大騒ぎする日本人が沖縄独立論に無関心でいられるのは不思議な話だ。

 

参考URL: http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191350

岡山5区・当選5回・60歳

 第2次安倍政権の発足当初から官房副長官として安倍を支え、昨年、内閣の目玉政策である1億総活躍担当相で初入閣。今回の改造で、最新の看板政策とされる「働き方改革担当」が加わった。

 ほかにも女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当、少子化対策、男女共同参画の内閣府特命担当大臣を兼任。安倍が次々とブチ上げては、掛け声倒れに終わってきた歴代看板政策の後始末を一手に引き受けている格好だ。

「自他ともに認める安倍総理の最側近。大蔵官僚出身らしく仕事をソツなくこなし、調整型で敵は少ない。華はないけれど、使い勝手がいいんでしょう」(自民党関係者)

 岳父の加藤六月は安倍晋太郎の最側近だった。

●ゴッドマザー人事 義母で六月の妻の睦子氏は、“ゴッドマザー”と称される安倍の母・洋子氏と「まるで姉妹」と称されるほど親しい。「加藤の入閣は“ゴッドマザー人事”」(自民党ベテラン議員)ともっぱら。

●家族 安倍の私邸にほど近い渋谷区西原の豪邸で、周子夫人(54)と4人の娘、義母の女性6人に囲まれて暮らす“マスオさん生活”。山中湖畔には、加藤家と安倍家の別荘が歩いて行ける距離にある。安倍家とは文字通り家族ぐるみの付き合いだ。

●パナマ文書 今年5月に公表された「パナマ文書」に加藤の義姉が代表を務める会社名が載っていた。加藤六月の長女・加藤康子氏(57)だ。昨年から内閣官房参与(産業遺産の登録および観光振興担当)も務める康子氏は、加藤の元婚約者でもある。

「大蔵官僚時代に六月さんに見初められ、長女の康子さんと婚約したが、彼女の留学を理由に破談になった。すると、次女の周子さんと婚約・結婚して加藤家に婿入りした。すさまじい上昇志向だと話題になりました」(財務省関係者)

 康子氏は安倍にとっても幼なじみ。

●花の79年組 都立大泉高から東大経済学部卒、1979年に大蔵省入省。木下康司氏、香川俊介、田中一穂氏と次官を3人輩出した「花の79年組」だ。95年、大蔵省大臣官房企画官を最後に退官し、六月の秘書に。98年参院選、00年衆院選の落選を経て、03年衆院選で初当選。

●文化芸術懇話会 昨年6月、「マスコミを懲らしめる」など発言で物議を醸した文化芸術懇話会に準備段階から関わり、中心的な役割を果たしていた。

参考URL:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187943