こちらに来て、まずしていること。
それは、幼稚園探し。
私と子どもが到着する1か月前から、
旦那が先に住み始めて、いくつか見学に行ってくれていたので
私たちはその中から絞った2つの候補だけ見に行き、決定した。
その中の一つは、子どもについての考え方というか、方針がとても素晴らしく、
いいね!を100回くらい押したいくらい良いと思ったのだが
預けられる時間の問題と、あと周辺環境の問題で
残念ながらそこにはしなかった。
しかし、そこの先生とたくさん話した中で、心に残ったことを一つ書いておきたい。
それは、戦いごっこについてである。
子どもたちを自由に遊ばせることに異議がある人はいないと思うが、
自由にしたときに付きまとうのは、秩序の崩壊である。
息子は渡英の直前に幼稚園のやんちゃな子に首を絞められて苦しい思いをしたこともあり、
私個人としても、暴力的な遊びは許して良いものとは一切思わないので、
それについての見解を問うてみた。
すると、返ってきた答え。
「戦いごっこは、生産的な遊びではありません。
暴力的なことをすることで本人が得るものは何もないし、そこから何も発展しません。
だから、友達を殴る蹴るというのがヒーローだと思って、そういった遊びをしている場合、
私たちは、それを生産的な方向に変えなければならないと考え、いろいろと知恵を働かせます。
先日は、アスレチックをヒーローのように越えていく大会を企画したところ、
子どもだちがとても熱中して取り組み、ヒーローというものに対する概念が変わったようです。
親からも大好評でした。」
この話を聞いただけで、この先生の深い子ども観、教育観が伺える。
また、話は変わるが、同じ戦隊ものの話題でもう一つ。
こちらの幼児向けのテレビにCbeebiesというチャンネルがあり、
つい先日、それを子どもと一緒に見ていたところ、
超かわいい系の、ボンバーマンのようなキャラが戦う、戦隊ものモドキの番組があった。
Go Jettersという番組である。
戦隊ものというからには一応悪役がいるのだが、
注目すべきは、その描き方である。
まず、悪者といいながら、かわいい系のおじさんである。
そして、悪気というものが無く、あくまでおっちょこちょいで失敗をしてトラブルを引き起こす。
そこに、Go Jettersたちが来て、対処するという構造。
悪役だからといって、「この世をぶっ壊してやる」とか、
「人類は滅亡せよ!」「お前をボコボコに倒す!」なとどは、決して言わない。
なぜなら、この年齢の子に、悪役を見せるのはまだ早すぎるからである。
小さいうちは、この世を善として捉えなければならないのである。
私は他の番組全てを見たわけではないが、
少なくともこの番組は、子どもの心の教育にしっかり配慮しているのだと感心した。
