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ママと子どものための心の相談室

こころラボ代表

公認心理師*臨床心理士YUKAです。

 

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6月に入り、幼稚園や保育園が再開、という方も多いのではないでしょうか。

 

 

我が家の4歳長女の幼稚園は、今日から分散登園が始まりました。

 

今朝は、目覚ましより早く、6時前に目を覚ました長女。

起きるなり「おはようございます!」と挨拶をすると、

トイレに行き、顔を洗い、洋服を選んで着替え。

おそらく5分もかからなかったと思います。

 

長女に刺激されて、2歳次女も負けずとトイレにかけこみ、洋服を選んでお着替え。

 

次女は「マミー、見て!」と

シャツが後ろ前反対ですが(笑)

誇らしげに枕元に来てピシッと経っていました。

 

眠い母は、重い腰をあげて、朝食の準備のためキッチンへ。

 

この自粛生活期間で、朝食の準備を自分で少しするようになった長女。

 

私がキッチンに着くまでに、

昨晩、夫が使った食器が洗って水切りの上に置いたままにしてあるのを拭いて食器棚に片付け、

オーブンのトレーにパンを並べ、

自分たちの食器を出し、

ヨーグルトや野菜ジュースなどいつも食べるものを冷蔵庫から出していてくれました。

 

 

もう、ここまでやってくれると本当に母は楽です。

 

朝食を食べながら

「マミー、お靴に名前書いた?」と。

 

数週間前に購入した靴。

幼稚園に行く前にお名前書かなくちゃね、と言い続け早数週間。すっかり記名のことなど忘れていましたが、リマインドをしてくれる長女。

 

 

本当にいつも長女に助けられています。

 

 

 

私の仕事が再開すると、7;20には家を出なくてはいけないので、その時間までに準備は完了。

 

時間差登園で、登園時間も決まっているため、

娘達と一緒に掃除機をかけ、洗濯を干し、

登園時間30分前に家を出ました。

 

 

幼稚園までは大人の足で5分の距離ですが、

2歳次女が一緒だと15分の道のり。

 

ちょっと遠回りをして、

川の魚や亀をみたり、

草花を観察したり、

ゆったりとした気持ちで登園。

 

 

お友だちと遊びたくて遊びたくて、

楽しみにしていた幼稚園。

 

 

娘はルンルンで門からお友だちと手をつないでお教室に向かっていました。

 

 

年中さんからは、親は門までのお見送り、という幼稚園のルールですが、

 

「いやだー!」

「幼稚園行きたくない」と愚図る子どももチラホラ。

 

 

同じ年中さんでも、本当にその登園する姿は様々。

 

 

 

もちろん、お子さんのもともとの気質や性格、

新しい環境への適応力など様々な要素が影響しますが、

親との関わり、特にママとの関りが大きく影響しています。

 

 

産まれてからのママと子どもの関り。

その積み重ねが、4歳半となった、年中さんでこんなにも違った行動になって現れるのです。

 

 

自主性を育てる関わり方については、

これまでも何度かお話ししてきましたし、

また今度お伝えします。

 

 

今日は、幼稚園再開したのに登園出来ないお子さんや

登園渋りで朝が大変なお子さんに何が出来るのか。

 

 

そのことについてお伝えします。

 

 

まず、お子さんは幼稚園の何が好きでしたか?

学年が変わり、担任の先生やクラスのお友だちも変わってしまいましたが、

昨年、幼稚園(やプレ)に行っている時、お子さんが楽しんでいたことは何でしょう。

 

 

子どものモチベーションを高めるためには、

子ども自身の価値観で考えることが大切です。

 

 

よくあるママの間違った方向の励ましが

 

「お友だちとたくさん遊べるよ!」

と一人遊びが好きな子どもに言う。

 

「広い園庭でたくさん遊べていいよね!」

とそんなにお外遊びを好まない子に言う。

 

といったことです。

 

普段、公園遊びが好きな子どもでも、

たくさんの子どもがわーっといる園庭は苦手。

そんなこともあります。

 

 

仲良くなった、特定の子と遊ぶことは好きだけれど、新しいお友だちとは一緒に遊び始めるまで時間がかかる。そんな子どもいます。

 

 

我が子のことはよくわかっている。

大抵のママはそう思っていますが、

ママとの生活の中では見落としがちな子どもの一面もあります。

 

そこまで理解をした上で、

子どもにとってのモチベーションとなることは何なのか、

それを見つけてあげることが大切です。

 

 

 

そして、モチベーションをみつけたら、

毎日、何かにつけて、幼稚園でのその楽しい姿を想像する機会を作ります。

 

 

鉄棒ブームがきていた長女は、

自宅にある鉄棒では、

年少さんの最後の頃から逆上がりや前回りが出来るようになりました。

 

でも、外の公園では、ちょうどいい高さの鉄棒がなかなかなく、そして遊具も使用禁止であったため、家庭の鉄棒以外があまり使えませんでした。

 

幼稚園の園庭には、ちょうどいい高さの鉄棒があります。

 

あの鉄棒で、逆上がり、出来るかな?

○○先生にも見せてあげたいね~。

 

そんな話をよくしていました。

 

 

もう、娘の中では「早く幼稚園に行って鉄棒したい!」がムクムク育っていたことは、皆さん想像できるでしょう。

 

 

このように、

「幼稚園に行きたい!あれをしたい!これをしたい!」を膨らませてあげることで、登園渋りはなくなります。

 

 

そして、最後に大切なことは、

どうして幼稚園に行きたくないのか、

じっくり話を聴くことです。

そして、その子どもの心に寄り添う。

 

「幼稚園行きたくない。」と子どもが言うと、

大抵のママは「行きたくないのか。でも、明日から幼稚園だよ!行ったら楽しいよ~。」

と子どもの意見をサラリと流して、その気持ちにきちんと向き合うことをしません。

 

行きたくない気持ちに寄り添って、それで行かないのをOKにしたくない。

 

そんな風に言うママもいますが、気持ちに寄り添うことと、実際に行くか行かないかは別問題です。

 

 

どんなことでも、まず子どもの話をじっくり聞く。そして子どもがどんな気持ちなのか、

何が引っ掛かっているのか、ママがそのためにどんなお手伝いが出来るのか、それを話し合うことが大切です。

 

 

ママと離れることが寂しいのかもしれません。

 

それならば、〇時にはママがお迎えに行くよ。と伝えることで、少し安心するかもしれません。

 

 

新しいクラスや先生のことが不安なのかもしれません。

 

それならば、幼稚園で困ったことがあった時に何が出来そうなのか、ママが一緒に対策を考えてあげることも出来ます。

 

 

このように、子どもの気持ちをきちんときくことで、その不安や心配を小さくしてあげることは出来るのです。

 

 

 

1.   子どものモチベーションを知る

2.  モチベーションに関連する話をして、幼稚園で楽しく過ごす自分を想像させる

3.  子どもの気持ちをじっくり聴く

 

 

この3点。

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

何かお気づきの点があったら、ぜひフィードバックしてくださいね。

 

 

みなさんの声を聞かせていただくのを楽しみにしています。

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

 

 

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