仕事絡みで展示会へ足を運びました。
このような場所では沢山の資料やカタログ、冊子をいただきます。
使えそうなファイルや小物以外、申し訳ないなと思いつつ、大半はその場で選別して破棄して帰りました。同様に捨てられていたものも多々ありました。
【捨てたもの】
- チラシはパッと見て、つい受け取ってしまったもの。
- デザイン的に参考にならなそうなもの。
- 重いわりには中身のない冊子(写真だけだと何がしたいのかわからないし、文章ばかりだと読む気にならない)
- その冊子で何を伝えたいのかが不明瞭なもの。
- 渡してくれた人や会社のことを、あとで思い出せないもの。
デザイン的な部分は私の職業柄もあるのですが、4と5は結構大切かと思います。
その冊子やチラシの目的みたいなものが明確でないと、そもそもあとで読もうなんて気にはなれません。
チラシだけ手元に残っても、そのブース自体の印象とリンクできないと、そもそも何故展示会に出展したのか…につながるような気がします。
【持ち帰ったもの】
- 渡してくれた人や会社そのものに魅力を感じたもの。
- デザイン的に参考にしたいもの(装丁含)。
- その内容が明確であるもの。
これまたデザイン云々は少々職業的なところなのですが。
やはり人なり会社なりが魅力的だ、ブースや商品が良かったと思ったら、そのチラシや冊子は少なくとも持ち帰りますし、後日連絡取ります。
また、そこまで思い出せなくても、もらったチラシや冊子の目的が明確だと、しっかりと読みたくなります。
展示会でのそれは、結局のところ1が大切なのかもしれません。
共通の知人がいる企業、気になる商品を扱う企業、私を外注として興味をもってくださった企業、仙台ローカルトークで盛り上がった個人出展者…あとで連絡取りたいと思うのは、展示会に足を運んで良かったと思えた人や会社だから。きちんと会話ができたから。
パネルを見ていてもMacやスマホに向かいっぱなし、チラシをもらおうとしても怖い目で見られたら、悪い印象しか残りません。
広告を捨てる捨てないの基準は人それぞれですし、じゃあ全て毎回完璧なチラシが作れたのか…と思い返すと、100%とは言い切れない。
ですが、「広告は捨てられる」ことを前提に、捨てられない魅力あるものは何かを常に考えることで、少しでも伝わるものを作っていくことは大切だなと感じました。