商いの原理原則は「等価交換」であります。会社組織であってもそうですし、サラリーマンなら自分と雇用先の関係ですね。
ビジネスセミナー、集客セミナー、ブログセミナー、起業セミナー…etcたくさん溢れていますが、よくわからなくなったら基本に立ち返り「等価交換であるか」を意識すればいいんですよね。
もう少し欲を言えば、実際には等価交換でも相手に等価交換以上の「価値」を感じさせたら、ビジネスは継続するでしょう。
難しいけど…。
※デスク脇に飾っている「仙台四郎」と「七夕のくす玉」
仙台から所用で上京中のサロンオーナーさんと、東京駅の地下で飲んでました。
たわいもない「女子トーク」もしましたが、仕事は等価交換という話も。
今でこそ仕事の話を真剣にできる友人のひとりですが、うさくま堂にとっては最初のお客様。つまり0を1にしてくれたのが彼女です。そして私自身も何度かサロンでサービスを受けました。
一見すると何のお金の動きがない、ただの馴れ合いにも思えますが、適正な「等価交換」ができているのでお金以上の価値があるのです。
例えば2万円で名刺をデザインしたら、そこで私は2万円を得て彼女は2万円の名刺を得ることで、4万円の価値が生じます。
また、2万円コースの施術を受けたなら、彼女は2万円の収入となり、私は2万円の価値あるサービスを得られたのです。
そこで終わってしまうと、収支はゼロ。2万円の価値は生み出せたものの、お金の流れはありません。
でも、サロンの名刺を見た方が素敵な名刺だと言い、それがきっかけで仕事につながったのです。
そして、私が事例としてそのサロンを紹介したことで、サロンに足を運んだ方もいます。
さらにお互いのサービスに対して2万円以上の価値を感じていたので、私は何度かサロンに通い、また名刺以外のツールも依頼していただきデザインしました。
市場規模としては個人レベルですが、基本はそれなんだろうな。