都市部とその郊外を中心に保育園待機児童は減る気配ではありません。
保育園に気軽に入れる状態ではないため、本当は保活なんてしたくないけど、しないワケにはいきません。




そのおかげか?!息子が3歳までの間に埼玉県朝霞市・宮城県仙台市・東京都板橋区での保活経験しましたが、待機児童にならずに済んでいます。


1-街のはずれ、隣の市町村との境目に居住し、その近くの園を希望する

川沿いが好きだったこともあり、その街のはずれ・市町村の境目に近い場所に住みました。

境目近くにある保育園だと、その近くに住む人の半分は隣の市町村ですから、希望者数も他より下がりますので、入りやすくなります。

決定した認可保育園は、すべて市の外れにあります。

通勤だと不便かもしれませんが、やはり駅から遠い・逆方向などの不便なところは入りやすいです。



2-ネットの情報だけに頼らない

なんだかんだと、ネットの情報や評判だけではなく、実際に役所に足を運び保育園も見学しました。役所の担当者には何度もお会いして相談。

転勤が絡むと難しいのですが、それでも時間を取りました。

2箇所目、仙台市で1歳半は片っ端から園へ直接電話です。認可外すら空きがなかったので、通えそうな場所にある隣の自治体の認可外保育園に決めて2箇所の認可外保育園の見学へ。

決定した園はとてもアットホームで先生方の雰囲気のよい園でしたが、もう1園はビジネス色が強く、お金の話ばかりでしたから…。

その後、3歳児のタイミングで近所に仙台市の新設保育園ができることをポスティングチラシで知り、転園に成功(面接の日に転勤もきまりましたが…)。

ちなみにママ友はいません(苦笑)



3-フリーランスの自宅勤務のため融通が利いた


フリーランスゆえ深夜や早朝に仕事をすることもありますが、保育園の事情に合わせやすい状況でもありました。車や自転車で通える範囲はすべて希望。通勤している方よりも点数は落ちますが、通えやすい園の数は増えます。

点数を落とさない場合は、自宅以外の場所に登記する方法もあります。
自宅の近くにコワーキングスペースがあれば、そこに登記すると通勤している場合と同じ点数になる場合があります。

そもそも求職中やパートよりもフリーランスで自宅勤務のほうが、保育の要件度合いは高いので…そう、私にとっての起業のきっかけは「保育園」だったりもしています。




保育園に何を求めるか…
自分にとっての理想的な生活とは外れることもあり、妥協することもあるかもしれませんが、譲れるところと譲れないところは明確にすると探しやすいです。

働き方や住む場所も含めて「どうしたら理想に近づけるか」改めて見つめ続けた保活でした。



余談ですが…
仙台市で決まった認可園は、関東ではバツグンの人気を誇る、独自教育の園でした。自宅からも近くて親にとっても子どもにとっても理想的。1ヶ月通って転居は本当に残念でした。

板橋区で決まった区立保育園。嬉しい反面、仙台市の園ほどの手厚さはありません。最初に朝霞市立の園に通っていた時は、その素朴な雰囲気が気に入っていたんですけどね。


でも、息子がのびのびと楽しい時間を過ごしてくれたら、安心して仕事に打ち込めるので、待機児童にならず、その環境を常に与えられたことに深く感謝しています。