先日「デザインにセンスはいらない」と書いておいてなんですが・・・

やっぱセンスって大事かもしれない・・・

いや、なくてもデザインは成立するし、センスばかりにとらわれて中身がスカスカではどうしようもないのだが。といいますか、センスはいらないという話を否定するつもりはないのですが。


先日、フリーになって初めてコンペに参加しました。しかし、結果は採用されず。

採用されたものは、「パッと見センスよくまとまっているデザインだが、構成はイマイチ」に思えたものからブラッシュアップし、丁寧に練り直された構成でまとまっていました。

デザイン先行で中身にまとまりがないと、チラシとしての「効果・成果」は取れません。でも、第一印象は対人関係で大切であるように、いくつもの案を見るクライアントの印象に残るということは、チラシを受け取るお客さんにとっても印象に残るでしょう。
広告、特にチラシは「見てもらえない」を前提にして、見てもらうためにはどうしたらよいかを考えるもの。

最終ジャッジはクライアントの好みかもしれませんが、やはり採用作品に比べて、第一印象・センスが劣っていたなと痛感しました。今後もロジックは大事にしていきますが、センス・・・と言うより「最後のツメ」はしっかり意識して仕事します!


もちろん、不採用はすごく悔しいです。
でも、会社員時代だったら、冷静に分析できず卑屈になっていたかもしれない。
上司に叩かれて落ち込んでいたかもしれない。
それを思うと、ダテにおばさんになってない。流石に少しは成長したかもね。