個人事業主や起業家の思いをカタチに うさくま堂デザイン竹村由佳です。

【桑沢デザイン研究所では学べないこと】
今朝、母校で学んだことを書いた記事を再掲載しましたが、学びきれないことも多々あります。

クライアントの意向/思いだけではなく、その先のお客様のことを考えたデザインは、あまり勉強できなかったと感じています。

また、その思いはどれくらい「効果・成果」となったかを検証することはありません。
当たり前ですが、クライアントがいるわけでも、お金が絡むわけでもありません。



桑沢の課題は、あまり実践的なものは多くないです。ある意味では自由に思うままに表現できますが、当然ながらそのデザインにはお金が一切絡みません。

インテリアや工業系ならば「どれだけ売れるか」「コストはいくらかかるか」は考えていませんし、
グラフィック系でも「どれだけの反響を想定するか」は想定しないでしょう。


つまらない学生かもしれないが、私はとある住宅デザインの授業で、この課題のテーマはあまりにも現実に即していないのでは?と先生に問い合わせました。

うろ覚えですが、100平米のマンションを設計するだったと思います。

であれば、そこに住むのは家族で、収入はどれくらいで…みたいなところまでは落とし込めていないのです。



でも、今となっては学生の時くらいは、自由な発想でのびのびと造形に関して考え、向き合っても良かったのかもしれません。

いざという時に、面白いアイデアが思いつかずに頭が固くなっていますから。

クライアントの意向や効果成果も大事なのですが、それは痛いほど大事だと教え込まれますし、20代前半で脳みそがやわらかいうちに、もっといろいろなことをやっておくんだったと。


記憶が曖昧ではありますが、すでに1回目の試験は終わっていますね。
本命の方も、美大の滑り止めの方もいるかと思いますが、いろいろなことが学べる楽しい学校であるのは、今も変わらないと信じています。



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