ミントの旅立ち | 本当の自分を知れば、望む世界が見えてくる

本当の自分を知れば、望む世界が見えてくる

なぜあなたはそれがこわいのか?あの人が苦手なのか?
感情には、必ず原因があります。ストーリーを紐解いてその原因を知れば、すべてが書き換わります。

こんにちは。

飯沼由美子です。

 

 

 

肉体を持ったまま生まれ変わる

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またまた長い間ご無沙汰しておりました<m(__)m>

前回、アニマルセレブレーション完成のご報告をさせていただきましたが、

今日はもう一つ、大切なご報告をさせていただくことになりました。

 

 

愛犬ミントは、12月16日の早朝、虹の橋を渡りました。

 

 

 

 

****

 

 

 

異変を感じたのは、約1週間前の12月10日の夜のことでした。

いつものように小さく切ったりんごをあげていたとき、

目の前にあるりんごを食べようとパクっと口を開けて、なぜか私の指をくわえてしまうのです。

 

「やだミンちゃん、それママの指でしょ(笑)」

 

って言ったものの、すぐにこれはおかしいと思いました。

そして左目の前にりんごを見せても反応しないことに気付き、左目が見えていないのだと分かりました。

 

 

昨日まで何ともなかったのに、こんな急に!?

15歳という年齢だし、少しは白内障もあるだろうけど、急に全く見えなくなるなんて・・・

 

それから次の日も様子を見ていましたが、やはり左側が見えていないため、

机の脚にぶつかったり、ごはんを食べるときも左半分を認識していないようでした。

でもまだ食欲もあり、のんびりお昼寝する様子はいつものミントに見えました。

 

 

かかりつけの病院に行ったのが13日午前中。

目を診察してもらいましたが原因が分からず、イヌの眼科専門医を紹介してもらい、次の日に受診の予定になりました。

 

ところがその日の午後から、どんどん全身に異常が広がっていきました。

フラフラする。まっすぐ歩けない。意思の疎通が出来ていない。

夜中にグルグル徘徊する。

 

まるで認知症の症状のように見えました。

グルグル歩き回るミントを支えながら、朝方4時まで起きていました。

ようやく抱っこで落ち着くようになったので、ベッドにいれて一緒に眠りました。

 

そして翌朝、これは目だけを診てもらっている場合ではないと感じ、

主治医の先生にご相談の結果、眼科専門病院はキャンセルに。

 

希望なら、別の大きな病院で、頭部のMRI検査を受けることも出来る。

またはこのまま様子を見ながら、出来るケアをしていくことも選択肢としてはある。

 

そんなお話を頂き、急には決められずその日は家で様子を見ていました。

どちらがいいのか、悩みに悩みました。

ミントを見ていると、もう今回は旅立ちが近いことが心のどこかで感じられて。

全身麻酔を伴う検査は、もう受けさせたくない。

 

 

でもそんなことは気のせいかもしれない。

いつものように、もうダメかもと思っても見事復活してくれるかもしれない。

だったら検査を受けて原因を見つけたら、出来ることがあるかもしれない。

 

両方の思いで、決断がなかなかできませんでした。

 

 

実は最初に異変を感じたときからすぐに、

ミント先生(ミントの高次の意識)とコミュニケーションを取っていました。

 

 

今度は目なの?

これは何で?

 

 

するとミント先生はいままで感じたことが無かったくらいに私のすぐそばで力強くひかり輝き、

大らかににっこりと、満足そうな微笑を浮かべていました。

これでいいんだよ、と。

にんまりとした感じで、成り行きを楽しみに見守っているよと。

 

 

なのですべてをミント先生にゆだねていたのです。

このまま両目ともに見えなくなったり

生活の全てにケアが必要になったとしても

何年でも

世話をしよう。

 

そう覚悟を決めたときに

私は本当に幸せな飼い主だと心から思ったんです。

 

ありがとうね、ミント。

可愛いね。

 

日々状態が悪くなっていくミントを見ながら、

もうそれしか浮かばなくなっていました。

 

 

もう食事も水も受け付けなくなっていて、

ときどきものすごく大きな声で鳴きました。

いつもはほとんど吠えることがなくて、ミントの声を聞くことはあまりなかったのですが、

このときの大きな声は、まるでミントの声ではないような、いのちの叫びのようでした。

 

 

結局、一応MRI検査の予約を入れてもらったのですが、

ミントはそれを受けずに旅立ってしまいました。

受ける必要ないよ、っていうことだったんだな、と思います。

 

 

最後の夜は私のベッドにミントを寝かせ

一晩中撫でながら、傍で見守っていました。

 

 

時折息が荒くなりましたが、

ミントはずっと笑顔でいてくれました。

瞳の奥が、ずっと笑っていたんです。

だから安心して見ていられた。

 

体にいるのが苦しくなったら、いつでも旅立っていいよ。

 

そう伝えていました。

 

 

朝6時過ぎに、もういよいよその時が来たのを感じ家族を起こしました。

そして家族みんなでミントを囲み、ミントの旅立ちを静かに見守ることが出来ました。

 

最後に静かに吐いた息が、

この上なく優しく、清らかで安らかで、

ミントは満足していること。

この一連の流れはすべて、ミントが決めたことだったということ。

 

最後の瞬間にそのことが伝わってきました。

 

 

私の誕生日の、前日のことでした。

 

 

****

 

 

翌日、ミントを火葬しました。

家族みんなでミントのお骨をひろいました。

 

 

もちろん悲しくてさみしくて

まだまだ涙は溢れますが

 

 

火葬したことで心のどこかですっきりと整理もつき、

新しい気持ちでミントのいない世界を生きるスタートとなった日。

 

 

その日が誕生日になるように、ミントが決めてくれた。

 

 

 

 

実は亡くなる少し前に

ミントから強く伝わってきたことがありました。

 

 

それは

 

「ママ!外に出て!僕も旅立つから、ママも外に出て!旅に出て。

新しい世界に行くんだ!そこでやることがある」

 

そう言って、私の背中を強く押してくれたんです。

 

すると

新しい世界への扉が開き、

そこから爽やかな風や気持ちよく広がる青空のビジョンが

私の中に流れ込んできました。

 

 

ハートの奥が限りなく広がって、

どこまでも自由で美しい世界の風が、吹き抜けていったのです。

 

 

「ここへ行くんだよ!」

 

 

そう言ってミントは

その命の全てを使って私をその世界に連れて行ってくれたのでした。

 

 

 

だからね、

毎日お散歩した思い出がありすぎる公園も

泣かずに一人で歩けるの。

 

 

ミントがいないその世界に

ミントが連れて行ってくれたのだから。

 

ペットロスにはなっていないよ^^

 

 

会いたくてたまらないし

あのふわふわの毛に触りたい気持ちは溢れるけれど。

 

 

でも心の中にミントがいることを

いつも感じています。

 

 

****

 

 

あとで気付いたのだけど、

最後にお散歩に行ったときの写真を撮っていたのです。

 

 

いつもはお散歩のときはスマホも持っていかないし、

ミントがいたら写真も落ち着いて撮れないので、

一人で行くときはめったにお散歩中に写真撮ることはなかったんだけど、

 

 

その日は紅葉がきれいだし

1枚くらい撮れるかな~なんて

たまたまスマホを持っていったんです。

 

 

それで紅葉を撮りながら何気なく、

ミントのことも撮っていたの。

 

 

こっちも向いてないし

笑顔でもない。

 

本当にいつも通りの、

クンクンと真剣に地面を嗅ぐミントの姿がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日も帰り道、

イヌとお散歩出来るって本当に幸せだな~♪

楽しいねえ、ミント♡

って思いながら歩いた。

ミントにも、リードを通じて伝わったかな。

 

まさかこの日のお散歩が最後になるなんてね

思ってもみなかったけど。

この日から1週間後の、旅立ちでした。

 

ミントが決めた旅立ちならば

心から祝福するよ。

ホントに見事だったね。

 

 

今までたくさん病気もして

痛い注射も検査もおとなしく受けてきたけど

 

今回は医療も受けずに

痛い思いもせずに逝ったのだということは私たちにとって慰めでもあります。

そのようにミントが取り計らってくれたんだと思います。

 

 

そしてね、

ミントの旅立ちをもって

アニマルセレブレーションが完全に完成したような気がしています。

 

 

ものすごい祝福の中に

飼い主もワンコさんもいるのだということを

身を持って体験しました。

 

 

実は

数か月前、アニマルセレブレーションのセッションを構築しているとき、

ミント先生がふと伝えてきたことがありました。

 

 

それは

 

 

「もうすぐ僕の役割は終わる」

 

 

というメッセージ。

 

 

 

聞いた瞬間ドキっとして、

「えっ、それってどういう意味なの?」って聞き返したのですが返事はなく、

 

ただきっぱりとした感じ、

毅然と前を向いている感じだけが伝わってきたのでした。

 

 

 

私はそれを、

構築中のアニマルさんのためのセッションを完成させることが役割っていうことなのかな。

きっともうすぐ完成するっていうことだな♪

 

 

という風に解釈しようとしたのですが、

心のどこかでは分かっていました。

認めたくなかったけど、その役割を終えたら還ってしまうのだということ。

 

 

だからね

こんなに急に旅立ってしまったと思ってしまうけど、

それはすべてミントの計画だったことも感じています。

 

 

私を新しい世界へ送り出すことこそ、ミントの役割だった。

それを全力で果たしてくれた。

 

 

だから私はミントのいない新しい世界を

心から喜んで迎えます。

この世界を自由に自立して生きることを、心から楽しんでいきます。

 

 

ありがとうね、ミント。

大好きだよ。可愛いね。うちに来てくれてありがとうね♪

ミントに毎日言っていた言葉は、今も毎日伝えるよ。

 

 

 

長くなってしまいましたが、ここまでお読みくださってありがとうございます。

そしてこれまでミントを可愛がってくださった皆さま

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

最後に・・・

ミントの満足そうな最期の笑顔を載せたいと思います。

苦手な方は、ここでページを閉じてくださいね。

 

 

 

 

 

 

ミント、

ありがとう^^

本当に最後まで可愛かったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。