スタッドレスタイヤと私が原田知世だった頃
友達の放送作家・吉田にょろりに、
ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX」の
新作発表会に誘われたのは、7月のこと。
正直、私・・・
スタッドレスタイヤなんか、興味がない。
そもそも、雪の日は
運転しないって決めてるから。
そうよ、まだ長女が赤ん坊の時、
大雪の日に、
高熱を出したことがあったんだけど、あの時だって・・・
火の玉みたいに熱い長女を抱え、
降りしきる雪の中、歩いて病院に向かったもの。
まるで、映画・八甲田山を地で行くような感じだったわ。
だって、怖いじゃない!
そんなわけで、
全然、乗る気じゃなかったんだけど・・・
なに? タイヤカフェのプレオープン?
そして、スイーツ?
キッパリ断ろうと思っていたのに、
本能が先に答えていた・・・。
![あたし・主婦の頭の中](https://stat.ameba.jp/user_images/20130811/12/yuka703/d6/47/j/t02200158_0800057312642845451.jpg?caw=800)
結局、タイヤカフェに誘われて、
舞浜くんだりまで出掛けることになった私。
そこで、参加した新作発表会で
スタッドレスタイヤが発売されて25周年ということを知ったわ。
![あたし・主婦の頭の中](https://stat.ameba.jp/user_images/20130811/12/yuka703/22/12/j/t02200158_0800057312642845539.jpg?caw=800)
小学生か・・・いや・・・中学生?
えっ? 良く考えてみて!
25年前といったら、1988年・・・。
そして、1988年といったら、
空前のスキ―ブームじゃない。
猫も杓子もスキ―、スキ―!
ぶっちゃけ、
私・・・寒いのは大嫌い、装具を付けたスポーツも苦手。
スキ―を、好きになる要素なんて
何1つ見つからないわけだけど、
週末となれば、
私はいつもスキ―場にいたわ。
そう!原田知世の
『私をスキーに連れてって』の影響よ!
スキー場、私の頭の中は、
いつだってユーミンの『恋人はサンタクロース』がBGM。
原田知世になりきっていたわ。
指ピストルでスキー場の男の子、
狙い撃ちしていたわね~!
(でも、全然倒れなかったけど)
ほら、ここに写っているでしょ? 知世な私が!
いやだ! 私ったら!
小道具の白い帽子、忘れてるじゃない!
もー、しっかりしてよ! 知世失格じゃない!
でもね、私だけじゃないんだって!
ホント、当時のスキー場、
どれだけなりきり原田知世と三上博史がいたことか!
その証拠に、
『私をスキーに連れてって』に出てきた
こんなムカデが、ゲレンデには、わんさかよ!
「お願い!一度でいいからさ!」と頭下げて、こんなことをしてもらった自称・知世な私。
きっと、今の大学生なんて
理解できないんじゃないでしょうね?
好きでもないことに、お金かけて、時間使って・・・
でも、それがバブルだったの!
お金かけて、派手に遊んで、
流行の最先端に自分の身を置いて
競い合うように生きていたのよ。
懐かしいわ~。
そんな光景を思い出していたら、
横からにょろりが言ったわ。
この炎天下、
人工雪降らせた道で、
夏タイヤとスタッドレスの試乗ができるっていう。
雪の日に車には乗らないって決めてる私だけど、
乗ってみるチャンスではある?
一般道なら怖いけど、まぁここなら怖くないし。
ということで、46歳にして初の試み、
雪の上を走ってみることにしたわけなんだけど・・・。
ここは、イラストで説明するより、
にょろりが撮ったこの動画観て!
たくさんのマスコミが集まる中、
私がどれだけ華麗な運転テクニックを
披露したか!!
って・・・ただただ絶叫していただけとも言う?