こんにちは、みとゆかです。
前回のメルマガで、我が師匠から出された宿題について書きました。
「自分にとって大切なボーカルの録音を2曲選んで、その理由を考える」
という宿題です。
1曲目については前回書いたので、今日は2曲目。
私が選んだのは、
ダイナ・ワシントン(Dinah Washington)
“Lover Come Back to Me”
クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)との録音です。
この曲、もう何度聴いたかわかりません。
そして聴くたびに、やっぱりダイナ・ワシントンの魅力に気づきます。
まず、言葉がとてもクリア。
英語の一つひとつの言葉が、クリアに聞こえてくる。
何を歌っているのか、こちらが頑張って聞き取ろうとしなくても、言葉が入ってくる。
そして声が力強い。
堂々としていて、自信がある。
でも、ただパワフルに歌っているわけではなく、歌を通して物語が伝わってくる。
今回、宿題として改めてじっくり聴いていて、私が一番惹かれているのはここ。
ストーリーとグルーブが、きちんと共存している。
ジャズを歌っていると、スウィングしようとリズムに気を取られることがあります。
ただ私は、歌い手は歌のストーリーを伝えることが大切だと思っているので、そこはおろそかにしたくない。
一方で、ジャズなんだからスウィングも大事。
リズムに乗る。
バンドとの一体感を感じる。
そこから、グルーブが生まれる。
ダイナ・ワシントンを聴いていると、
グルーブとストーリーは共存できる
と再認識できます。
グルーブがあることで、ストーリーがさらに生きてくる。
ダイナはものすごくグルーブしている。
でも、言葉もクリア。
両方があるからこそ、歌がさらに磨かれる。
この演奏を聴いたあと、私の中に残った言葉が3つありました。
Adventure.
Courage.
Strength.
冒険。
勇気。
強さ。
なんだかダイナの歌を聴いていると、
「そんなに小さくまとまらなくていいんじゃない?」
と言われているような気がします。
もっとグルーブを信じていい。
もっと自分の声を信じていい。
そして、もっと思い切って物語を伝えていい。
もっとダイナミックに歌うぞー♪
みとゆか
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