『樱花儿』


毛毬のように

ふっくらと丸みを帯びた

桜の花びらの塊


好像毛球一样的

丰满圆润的花辩儿的一塊儿



そしてまた塊…


一塊儿

又一塊儿…




圧巻

それに尽きるのだ


精彩

就是达到极限



しなやかで力強い

それでいて

儚くもある


柔软又强力

还有短暂



夢うつつ


在梦境中

幻想




そんな言葉たちばかりが

頭の中を駆け巡る


那样的词儿

在我的脑海里跑来跑去



その淡い色彩が

わたしをどうしょうもなく

感傷に浸らせるのか


那清淡的颜色

让我无可奈何地沉浸在感伤




一面

花びらの街道をたゆたう


在一边花辩儿的街道飘荡



うっとりとした

令人着迷的




はらはらと舞う花びら


纷纷飘零地跳舞花辩儿




切なくて

さめざめと泣く


因为悲伤

我静静地哭



昨夜の大雨に打たれても

あなたは負けずに

健気にも散らずにいてくれた


您被昨晚的大雨淋湿了也不会打败

又很坚强地不会谢了



打ちひしがれてばかりの自分も

これでいいのだ

”わたし“であることに違いない

そう思わせてくれる


总是被黯然销魂的我也可以这样

一定是“我”

让我这样想



心から

ありがとう


从心底感谢您



この国に

日本に生まれ落ち

誇らしく思う


在这个国家

在日本出生

我感到很骄傲



来春もまた

あなたとこの場所でおち逢おう


明年的春天也

我再跟您在这儿地方见面



そう

胸に誓った


就这样

我在心里发誓