日々の営業お疲れ様です。
本題に入る前に、まずは雑誌『プレジデント』掲載の
一橋大学大学院商学研究科教授
守島基博先生 の下記の記事を読んで頂ければと思います。![]()
【下記より引用始まり】
最近話題に上ることの多い、ダニエル・ピンクの「モチベーション3.0論」は、ある意味では、ハーツバーグらのこうした議論をさらに発展させたものです。
彼は
「モチベーション 1.0」は「生存や安心に基づく動機づけ」![]()
「モチベーション 2.0」は「アメとムチに駆り立てられる動機づけ」![]()
だと定義し、
そして内面から湧き出るやる気に基づく
「モチベーション3.0」こそが、創造性を要する高度な知的業務に携わる現代の労働者には、重要な「やる気」の源泉
だと主張する。
【引用ここまで】
以上が守島先生の記事からの抜粋でした。
このモチベーション3.0については賛否両論あるようですが、私はどちらかと言うと賛成派です。
それは時代によって学生が卒業して会社に就職する理由が違うからです。
戦争前後の経済レベルの低い時代は当然生きる事、家族を守る事が重要視されるでしょうし、少し経済が落ち着いてくれば、どの家庭もより良い生活を望みます。![]()
その意味では、上記のモチベーション1.0や2.0は非常に納得出来る部分です。
では現代はどうでしょう?
裕福ではないにしても、今すぐ食べ物が無くなったり、月に一度、年に一度位すら贅沢する事が出来ない。と言う家庭、個人もなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?
その事から考えると、今の若者にハングリー精神を期待するのも難しいですし、離職せずに10年、20年と勤め上げる事を期待するのも酷な話です
モチベーション3.0をカナダまで行って、ダニエル.ピンク本人のセミナーを受けたコンサルタントの方から教えて頂く機会がありましたが
『今の若者は、特別高い給料が欲しい訳でもなく、もし貰ったとしても満足を得る事は無いです。それよりも【居心地の良さ】を求めている』![]()
![]()
と言う事を教えて頂きました。
今の若者は、規約やノルマで押さえつけるよりも、本人の潜在能力や本質を汲んで、解放してあげると、大きく能力を発揮するようです。
採用、雇用する側としては、そんな目に見えないものを当てにはできない!と言う思いがよぎりますが、もしご自身の会社で今時の新人の育成に手をこまねいているのであれば、少しずつでも考え方を移行していくと良いかも知れません。
では、今回はここまで。また、別の記事でお会いしましょう!
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