和歌山のクラリネット・ピアノ教室
あさい音楽教室 浅井由貴です
幼児ピアノ募集中!
(火)15:40~16:20
(水)14:50~15:30
11/7(金)デイタイムコンサートが終演致しました
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今回はまさに忍耐と集中力!!
この言葉に限るといいますか、一秒たりとも気が抜けない曲でした。
~曲目~
・タランテラ サン・サーンス
・ソナタop11 エマニュエル
二曲とも後期ロマン派のフランス曲を演奏させて頂きました。
サン・サーンスは動物の謝肉祭などでも有名でありますが、クラリネットとピアノのためのソナタop.167はクラリネット吹きとしては勉強を外せない大切な作品です。
これまでもサン・サーンスの曲でフルート、オーボエ、クラリネットとピアノのカルテットで
デンマークとロシア民謡によるカプリスop.79を演奏したことがありました。
そんなサン・サーンスの室内楽を今回さらに演奏できる機会となりましたが、またタイプの違う曲ながらも一度耳にするとテーマのメロディーが心に残る、そんな素敵な曲です。
クラリネットはA管での演奏でありましたが、普段演奏しているB♭管との振動の違いを本番中にとダイレクトに感じました。
A管、久々の演奏となりましたがまだまだ修業しなくてはなりません
そしてエマニュエル!!
作曲家の情報としては少ないですが、
ドビュッシーと同世代のようでした。
調べていきますと、師弟関係にあった師と色々あり音楽から少し離れるような内容でした。
その当時戦争が勃発したことだったり色んなことがあり作品は沢山書かれているのに世に送り出された作品はわずか…
そんな貴重な作品の1つがこのソナタop.11だったようです。
和声は素晴らしく同じフランスの作曲家として有名なミヨー、ドビュッシーなどの音色を回想できる気がします。
技術的にもそれはそれは大変で…アンサンブル能力は間違いなく鍛え上げられました


本当に集中力が切れると(楽譜から目がそれると)演奏が止まる!という謎の怖さ

久々に感じる独特の緊張感でございました
が、、
本番は今までの中で一番いい演奏だったことは間違いありません!リハもこんなにするの?というくらい時間を使いギリギリまで調整
沢山の時間をかけて合わせをしてこれたことは有意義な時間でありました。
またこの三人で集まれたことは8年ぶりだったかと思います。
同じ大学ど同士たくさん色んなお話ができたり、また家庭の環境も皆違う中ですが一緒に奏でる音楽の方向性がまとまり嬉しく感じました。
コンサートでよく演奏される曲ではない(珍しい)のかも知れませんがこの難しさは楽器を演奏しているお客様にも伝わったかと思います。
またこの曲をどこかで演奏できる機会があればと思います。
精魂つきるとはまさにこの曲にぴったりの言葉でございました
それでもこの時間は私にとっては必要な時間だったと思っています
平日にも関わらずお越し頂けたお客様、本当にありがとうございました。
知り合いのフルート奏者の方に素敵なお写真を撮って頂きました






