百人一首 | ゆる勉

百人一首

 何かたくさん物を覚える、というもののひとつに円周率や憲法があるわけですが、この百人一首もよく例にあがる気がします。
 

 百人一首のかるたを使った競技が競技かるたなわけですが、
 記憶力が重要な競技、という意味でも、競技かるたには興味があったりします。


 競技かるたでは、歌を覚えておくのは勿論、その場で目の前の札(がどこにあるか)を覚えないといけないし、これまで何を詠みあげたかも常に覚えていかなければいけないし、その覚えたことをすぐ忘れて書き換えなければいけないしで、ものすごーく“記憶+反射神経"の世界だと思います。
 私の反射神経はちょっと怪しいけど!


 
 でも競技かるたでの歌の覚え方は(昔ちょっとだけやってた)、

 音+ひらがな

 で覚えるわけで(読み上げた瞬間に取れないと意味がないので)、意味とか、和歌の修辞とか、知らなくてもどうにかなっちゃう部分があります。
 誰が作者とか、いつの時代かーとかすら。

 どうでもいいわけじゃないけど、子供にとっては『勝つこと>わかること』だし、だからこそ子供が強いこともあるのかなーと思ったりもします。たぶん今の私より、当時の私のほうが、絶対強い。

 
 ただそうやって覚えても、競技を繰り返したりしているうちに上の句も下の句も全部覚えるし、どっちからでも出てくるし、今でもなんとなく1字のとかは覚えております。
 順番的には『百人一首を覚えてから古文をやった』わけだけど、このことが古文の強みになってるのは確かなので、子供の頃に一心不乱に何かを覚えるというのは無駄じゃないなあと思ったりするのです。小中学生に百人一首ってのは、わりと理にかなってるというか。
 平家物語とか竹取物語とかも、これだけは暗唱出来るーって人は結構いるんじゃないかなあ。


 子供の頃九九とか百人一首とか寿限無とか、演劇部の台本とかををぶつぶつ覚えていたように、いろいろぶつぶつ覚えたいと思います。かるたに限らず。

 
 

 でなんで急にこんな話になったかと言うと、ちはやふるを読んだからです(あいたた)。

 ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
 (しかし、表紙だけだとなんの話だかわからないな……)


 大人買いという行為は大人げないというか、大人っぽい行為ではない気がしつつ、コミックを全巻一気に買うというアレをしたりしたわけで、そんであーそういえば大学入ったらかるた会入りたいなーとか思ったりして我ながら単純だなーとか……。

 

 センターっぽい記事を書こうかと思ったのだけど、なんだかぐるぐるしちゃうので、
 いいから行ってこい!みたいな、そういう感じです。
 


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 家で「百人一首やろうよー」と言ったら「負けるからやだ!」と即否決。くそう。
 ぷよぷよは私の方が「負けるからやだ!」と言う立場なのでわからなくもないんだけどさー。
 ※20連鎖とかちまちま作っちゃって、カエル積みにあっさりと負けるタイプです。くそうくそう。