ピアノを弾いて思うこと(1)サヴァン症候群など | ゆる勉

ピアノを弾いて思うこと(1)サヴァン症候群など

 
 こんにちは、蕪です。
 このところ弾いていなかったピアノを久しぶりに弾いたのですが、さすがに指が全然動きませんでした。こうなると一ヶ月ぐらい練習し続けないと、弾きたい曲が弾けないなー。
 
 
 ふと思い出したのが、たまにTVで見かける『一度聴いた音楽を、正確にピアノで再現する人』。
 サヴァン症候群のこともあれば、のだめのような“音楽をやっている人”が身に付けていることがある能力ですが、こういうのって偶然見つかった事が多いのでしょうか。
 カレンダー機能がついている人も、たまたま本人が言及するという場面がなければ(本人にとってそれは当たり前のことなので)誰も気づかないし、ピアノじゃなくバイオリンやハープでなら再現出来る能力があったとしても、触れる機会なんてそうそう無いし。
 航空写真は詳細に再現できるけど、普通の風景は再現出来ない、とか、一体どうして航空写真を再現しようと(させようと)したのかが気になります。
 たまたま見る機会がなければ気づかないんじゃないかなあ……。

 あと、実際に発現させる手段が無いだけで、実はTVで流れる曲なんかを一発で覚えている人は結構いるんじゃないかなーとか、思うわけです。歌詞や楽器ごとの音とかね。
 

 そういう“才能”みたいなのをアウトプットさせる手段をたまたま得た(気づいた)人が、“天才”と言われているのかなーと思うと、ちょっとこわい。
 
 

 少し違うけど、習っていないのに(初めて触ったのに)ピアノが弾ける、というのは少しだけ理解出来ます。
 ピアノの構造、というか音階はとてもシステマティックに出来ているので、“法則性を理解する”という能力に長けている人はすぐに覚えることが出来るはずです。

 「となりの音を触ると、音が少しずつ高く(低く)なっていく」
 「この間隔で指を移動させれば、このぐらいの高さ(低さ)の音が出るようだ」
 「頭の中の“音”と、ここから出る“音”は似ている」
 「今聞こえている音はこれと同じ音だ」

 等の“確認”を行えば、弾けるようになるのだと想像出来ます。
 このためには腕や指との連続がしっかりしていないと出来ないし、ピアノの音階という初めて入った概念を“今まで聞いてきた音、またはこれから聞く音”に当てはめる能力が無いと出来ないかもしれません。

 たとえ“法則性を理解する”能力に長けていたとしても、実際にピアノが弾けるサヴァンが少ないのは、身体(特に指先)の不器用さを特徴とするような発達障害を併せ持っている事が多いからではないかなーとか。
 


 (2)につづきます。


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