英単語を語源で覚える | ゆる勉

英単語を語源で覚える

 
 こんにちは、蕪です。
 色々な人が、色々な覚え方をしていて、どれがいいとか悪いとかはないのですが(覚えたもん勝ち)今回は私の『英単語を分解して分類する』覚え方について書きたいと思います。


 describe(自他―記述する、描写する、説明する)
 という単語があります。

 これはDUOで言えば、SECTION2-19の黒字単語です。
 青字がdescription(名―記述、描写)、もうひとつの黒字がdescriptive(形―叙述的な、描写が生き生きとした)です。

 このdescribeという単語は、

 de+scribe

 にまず分けることが出来ます。

 de=下(down)→手元
 scribe=script=書く(write)

 です。

 手元に書くから描写だし、記述だし、そこから説明にもなります。
 (deは多くの場合否定的な接頭辞ですが、強意・下降という意味もあります)
 ここまでは普通の『describeを分解する』行為です。


 scribe=script=書く(write)

 を取り出して、他の単語との関連を見てみます。

 動詞類
 subscribe(署名する)sub=下(under)(書類の一番下に署名するイメージ)
 prescribe(規定する)pre=前に、前もって(前もって書いておくこと)
 describe(記述する)

 名詞類
 subscription(署名)
 prescription(規定)
 manuscript(原稿)
 description(記述)

 形容詞類
 descriptive(叙述的)


 ここでわかることは、

 動詞のときscribeだったものは、形容詞化名詞化するときにscriptに変化し、名詞なら語尾がtion、形容詞なら語尾がtiveになる

 ということです。自分でノートに書くときは、マインドマップ風の図を書いています。
 今回の場合だと中央にscribeを書き、そこからそれぞれに派生し、更に変化させます。下に署名、などは絵を添えたりもします。
 こんなかんじ
 ※人の目に触れることを意識して書いたものではないのでピンボケにしてます。これは“英単語の体系ノート”です。


 語源が共通の言葉はカタチが似ている=似た意味の言葉が多く、綴りも似ています。
 だからこそ覚えやすいし、だからこそややこしいとも言えます。
 同じ部分、違う部分を意識することで、明確になっていくような気がします。


 発音との関連も面白いので、調べられるものは調べています。同じ接頭辞でも発音が変わるのは『次の音との関係』のようです。言語学と言うか音声学の分野ですが、共通性があるのでだんだんと覚えていくことが出来そうです。


 全部を語源で覚えるのではなくて、語源で覚えやすいものだけ語源で覚えるというか、あくまでも目的は『英単語を覚えて、使えるようにすること』なので、語源を覚えることではなく“どうすれば思い出しやすいか?”を意識しています。

 なので、語源は厳密じゃなくて良いし、あくまでも“カテゴリ分け”のために使っています。あたまのなかのひきだし。



 ところで、これらは『理解する』時の過程なので、本当に『覚える』時は、これをベースにもう少し違う方法をしています。語源を調べた後、語源を捨ててゴロにし直したり、それらを何日もかけて復習し、あらゆる手を使っています。笑


 なので“効率が良い”覚え方なのかどうかはわかりません。語源をたどったりして分解して分類するのは、分類フェチを利用しているのと“コトバを知るのが楽しい”からやっている節があります。
 

 いまのところ『覚えようとしたものは覚えている』のですが、やはり数が足りないので

 “覚えているものを増やす”
 “半端に覚えているものを洗い出し、覚えなおす”
 
 が、英単語・英熟語における私の課題です。あと、ちょっと副詞が覚えにくいんだなー。



 とりあえず、コツコツ。
 

 

 長い記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 
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